37週目予定日まであと20日 健診日

いよいよ正産期。

いつ生まれてもいいよ、な時期。
今日の健診はノンストレステストもする。
これで何がわかるのか、わからない。
腹にベルト二つで固定する装置をつけて30分横になる。
カーテン隣には先客がいた。
赤ちゃんの心臓の音がマイクで拾われて
二人の妊婦の赤子の心音がこだまする。
暇かと思いきや雑誌も用意され
雑誌に熱中。この妊娠雑誌は面白い…

それにしても、隣の妊婦の心音やたらうるせーなー
と思っていたら、隣の妊婦終了した。
でも音が止まない。

あ、私でしたか…はは。

もっと雑誌を読みたかったのに、私も終了。
30分が短い！もっと読ませてーーーー！！

結果は、「元気ですね。」との事。

その後、エコー、内診など。
今日は女医さんで、小雪みたいな綺麗な人だった。

さっちゃんは、2660ｇ。

あ…れ？

60ｇしか増えてね。

女医は、誤差はあるものだから気にするなとのこと。
まぁ、そんな気にしてませんが。

内診で、子宮口のチェック。
何をされているのかわからないけれど
ぎゅむーーーーん
とされた。
いってーーーーっす！！！！
１cm開いているとのこと。
１cm開いてるンじゃなく、１cm先生が開いたんじゃないっすか？！
と内心思う。
でも、胎児は全然下りてきてないって。
それは、わかる。
相変わらず胸やけするもん。


血液検査の結果も出て、数値は良好。
貧血もなかったし、
最近甘いもんばっか食べていたから血糖心配だったけど
血糖値も平気だった。

最後に
もう、産まれてもいい時期で
お腹張っても大丈夫だから
今まで以上に歩けと
言われる。

そ、そーなんすね。
今まで、張っちゃいかん。休まにゃならん。
と思っていたけど、これからは違うのか…

と、言う事で
本日より、ジン君との散歩強化週間となる。
ジン君は歩かせ過ぎたら足によくないので
抱っこ散歩。

36週と5日予定日まであと22日 池袋ハロワへ

激混みを避ける為に朝イチで
池袋ハロワへ失業給付の手続きへ。

でも朝の通勤ラッシュには巻き込まれてしまう
そこで、あいぼうとあいぼうの裏技使って座って行った。

しかし臨月妊婦がこの時間帯にいるのが
異様な姿として、サラリーマンの目に映ったようだ。そんな気がする。
こんなギリギリまでまた池袋に行くとはね。


朝の通勤電車に乗っただけで
なんか、社会参加した気になる。

36週と4日 予定日まであと23日 今日も雨

一人で歩いていたら
散歩中の子犬に
ガン吠えされました。

ワタクシそんな不審ですか？



いやーしかし、実感湧かないなぁ。
本当に生まれてくるのかな。
こんな、でっかくなった腹の内容物が
あんな、ちっさい穴から出て来るんだよな。
ムリムリムリ…

痛くないわけないべ。
どうなるんですかね、自分…。
エキサイティングっす！




＠映画
石神井の家に一時帰宅した時に見た
ロバート・アルトマン 「ショート・カッツ」
ちら、と出てくる犬の行方ばかりが気になって仕方がなかった。
ペットが出てくる映画は集中できなくてだめだ。


＠本
最近ノリで
話題沸騰の春樹の「1Q84」を買ってみました。
全然すすまない。
と、同時に西加奈子の新刊も買っちまった。

やっぱりなんか西加奈子が好きで買ってしまう。
「さくら」「黄色いゾウ」「しずく」「こくふく、あかの」
いずれも面白かったス。
生命力を感じるところ
動物が哲学的であるところ（と、同時に動物に対して作者の愛情が感じられる）
などなど

そしてやっぱり西加奈子「きりこについて」は一日で終了。

それにしてもハードカバーは高いなぁ。
本て買うと高い。
そして、場所もとるし、重い。

でも話題の本くらいは買って読まないとね。
あとは、図書館で済まさなきゃ。


＠音楽
カエラちゃんやっぱり可愛いなぁ。
新曲に思わず泣きそうになってしまった。
歌手である親友にこんな素敵な歌を結婚式に贈られたら
誰だって泣いちまうよ。

ゼクシィのCMもなんかいつも好きです。
演技なんだろうけれど
有名女優ではない女の子を起用してるから
本当ぽいし、とてつもなく可愛いと思えるね。
あれが、たまらんのだよ。

36週と2日 予定日まであと27日 ベタコが死んだ日

ベタコが亡くなりました。
享年2歳5ヶ月。

最期は腹水がたまって、呼吸も苦しそうだったので
可哀想だったな。

実家の窓際で日の光を浴びて、外の空気を少し吸うことが出来て
今までずっと日の光のあまり届かないテーブルの上で
生活していたので
少しながらも自然を感じながら旅立ったので
良かったのではないかと思います。

そんなに、落ち込んではいません。
魚だから。

あいぼうは「ベタさんはわたしにとても深く感謝していると思うよ」
と慰めてくれました。
半ば、適当に世話していたので、ほんの少し悔いはあるけれど。

実家の母は
「きっと赤ちゃんが生まれると、大変だから、私は身を引きますって気を使ってくれたのね。」
と慰めて（？）くれました。

確かにさっちゃんが生まれたら、魚の世話どころじゃないだろうし、
代わりに誰かに面倒見てもらうのが気がかりだったので。

孝行なお魚でした。

仏滅に実家のお庭に埋葬します。
ベタコの色に少し似た
紫陽花の花をたくさんたくさん手向けましょう。

36週と1日目（予定日まであと28日） 水底生活

ゆらゆらと大きなストレスなどもなく
社会参加的なこともせず
水底生活しているけれども

穏やかで緩やかな筈なのに
夢で、仕事時代の不安や焦りやらを見るし

自分が小さくてどうしようもない人間に思えてくることや
何故か急に嫉妬心が芽生えたりと
不思議と自己否定的な感情が
湧き上がる。

そんな必要はないのにな。
なんなのでしょう。
これもホルモンバランスのせいかしら。

ついに臨月突入です！！！

食生活はここにきてひどく乱れている。

主に甘味過多。
渇望感。

満たされません。


しかし、残りわずかな自分の時間
さてどう使おう。
エコー写真の整理とかした方がいいよなー。
ラミネート欲しいなぁ。

35週と6日目（予定日まであと29日） このところ

そういえば、マタニティ用のパンツ
あんなにプカプカしてはいていたのに
今はピチピチだ。

サイズ調節できるパンツ類もすべてマックスに。
そりゃそーだ。

腹のデカいのにも慣れて、それが当たり前な生活（若干飽きつつ）。
それが、もうすぐなくなるのは不思議だなぁ。

でも、自分の腹の世話より
今はジン君の世話のが気をとられている。

梅雨でもサンポ。

ハチの子ぶんぶんなカッパ着て。
可愛いのう。


ネットでみつけた文章

子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が大きくなった時。
自らの死をもって、死の悲しさ、命の尊さを教えるでしょう


最後の一文が、なんだか泣けてしまう。

ジン君とさっちゃんが
仲良く出来るかは謎だけれども、
いつかは、犬をきちんと可愛がる年齢になって
ジン君が生涯を終えるとき学んでほしいと思う。

しかし、子供は犬に対してやはり乱暴なので
犬が可哀想なので分別つくまでは
近づけたくないなぁとも思う。
私は小さい頃から動物は大好きだったけど
乱暴だったと思う。
飼ってた雑種犬に対しては
言うことを聞かない時は遠慮なく紐でぶったし、
傘を怖がる様子や
ガム噛んでパチンって鳴らして怖がる様子を
笑って見ていた。
勿論ちゃんと可愛がっていたけれど
そんな事少しでもするなんて信じられない。
本当に残酷で可哀想で申し訳なくて仕方がない。
でも、子供ってそうなのかな、と思う。

幼年期は虫なんかも大量虐殺してたくらいだし。

でも青年期になっても
「死」という現実からは目を背けた。
逃げるように
死体を遠くから確認してその日は出かけた。
20歳になっても
まだまだ生き物に対しての
責任感などなく、自分の事ばかり考えていた。
でも、若さってやっぱりそうなんだろうな、って思う。


そう考えても
今、罪滅ぼしのように、生き物を飼うことに対して
考えが変わったのだから
最初の犬の死は
私に命の尊さを教えてくれたのかな。


まぁ、犬は所詮畜生であって溺愛もよからずで
さじ加減が大事だけれども。


自分たちでも犬を飼いたいと一時期思ったけれども
やっぱり
ジン君がいる限り
ジン君をずっと一番のペットに想っていたいので
犬は飼わないようにしようと思った。


あいぼうもいて
ジン君もいて
さっちゃんもいて
ピクニックとか
いつか出来たらいいなぁ。

岡田家も池永家も
みんな一緒に
楽しく行楽出来たらいいなぁ。

35週と4日目 予定日まであと31日

食べ物の誘惑との戦い。
実家こえー。

そして
ついに

でました。


にーーーーんしーーーんせーーーーん。

いやー。もうビキニ着るわけでもなさそうだし
誰に見せるわけでもなし
いっかなーとは思っていましたが
一応手入れはしていて
どうせならこのまま作らずに上手に太ろうと思っていたのだが。

腹が無性に痒かったその晩
ヤツを発見したのでした。

でも、割と下の方なので（だからマッサージも行き届いてなかったみたい）
ビキニ着てもパンツに隠れる位置かと思う。

それでも、ショック半分、勲章だと誇りに思うの半分だな。

同じように

出産まで、
楽しみ半分、面倒くさいの半分。
とか。


最後の姫生活を満喫。

同じように

ジン君も最後の皇子様生活を満喫中。
私のヒザによだれかきながら寝ている。


暇潰しに読みやすそうな小説を借りたら
読みやすすぎて
その日の晩で読みきる。あべし。

35週目 9ヵ月最後の健診

今日から35週ですが
出産予定日までもあと35日やんけ。
うおーぬおー実感ねー

今日は健診日。
さっちゃんは、2,600gになりました。
足は７cm。

結構大きいと思ったけど実際に７cmを指で測ると
可愛いなぁ。
７cmの足をぴったり腹の皮につけてる画像が見ることが出来ました。

先生に「足つけてるこの辺蹴りますよね？」
と聞かれ、まさにその通りでした。

血液検査もあったので
その後、採血室へ。

名前を呼ばれて入ろうとしたその時
先に採血していた女の子が
意識消失して倒れかけ、緊急事態。
その場のナース、母親がパニックに！！

何人かの大声での呼び掛け
「ちょっと！！小児科の先生よんできてぇぇ！！！」
という叫び声


ひーーー。私は、どどどどうすれば？？？
「ちょ、ちょっとごめんなさいね…。」
と、ナースにより直立不動の私は追い出され、開放しているドアは閉められ、
廊下でまた待ち。

ででで…ですよね。

恐らくその女の子は身体に障害か、病気があるみたいだった

目の前で起こる緊急事態に心拍数は急上昇。
びびりすぎて、なぜか涙目な私。
ただでさえ、採血は嫌いなんじゃ。
こわいよーこわいよー
母体に悪いよー。

女の子は意識を取り戻して、別室に移されていた。
で、
心拍数上がったままの私の採血。

採血後、少し休んで帰ろうとまた廊下の椅子に座ろうとしたら
ふと手をみたら、ダラダラ血が垂れていて
またプチパニック。押さえがあまかったみたい。

ナースの人がサっとみつけてくれて
血を拭いて、消毒綿も換えてくれ、その後すぐ止まった。

そんな感じで、ヘトヘトな健診日となった。

34週と4日目 竜宮城か

実家にて。
なんて楽なのだ。
掃除も洗濯も料理もしないでいいなんてあり得ない。

よって、読書・テレビ・ネット・ピアノをする。

大半は食べるか寝るか。

目の前には常に大量の果物とお菓子。
3度のご飯は種類が豊富。
ここにきて俗にいう実家太り。
我が身に振りかかるとわ

浦島太郎わたし

ジン君は私にべったりだ。
分離不安になるのではないかと心配になるくらい。
ナナやジンの舞踊り。

しかし
夕方グロッキーな胸焼けがとれたら
いよいよだ。いよいよ。

なんか、最近太腿のつけ根が痛い。
膀胱もますます圧迫感がある。

信じられないけど

ゆっくりとその日が
近づいているようだ。

34週目 実家に帰る。

ホントに動くのが辛い。
から、もうそろそろ「実家に帰らせていただきます。」です。
ベビー用のタンスも届き、設置して
ベビースペースも完成。
大掃除も終えて、燃え尽き症候群になりそうだ。


あいぼうに、
「しばしお別れだからねー。」
と話した時

「一人暮らしは経験もあるし、苦にはならないけれども
この家では、ずっと一人は無かったから少し寂しい気もするね。」

と。

漫画NANAのヤスは言っていました。
「一人でいるのと、一人になるのは、違う。」

と。

ちょっと感傷的になるじゃないですか。
私は実家に帰っても、両親とジン君がいて
きっと賑やかなんだけど。


あぁ。
わたしは、あいぼうといるのが大好きなんだなあ。
会話は弾まなくても不機嫌になっても苛立っても
好きすぎで泣いてしまう。

二人暮らしはおしまい。

でも、本人を前にすると
残念ながら涙は乾く。