那須太社 錦輔 の日記

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燃ゆるとき

2011-07-30 10:03:54 | 読書感想文
燃ゆるとき 高杉良 角川文庫
あっさり読めた。
インスタントラーメン業界のことが少し理解できた。
今まで、自分としては、日清食品=カップヌードル以外は何を食べても不味い、パイオニアらしいけどイメージばかりで努力が足りない。東洋水産=弱小メーカーみたいだけれど、美味しい。ハズレが少ない。一番お気に入りのラーメン・メーカー。という評価だった。
この小説を読んで、直感に根拠があったな、と思った。

日清食品の創業者はインスタントラーメンを発明した立志伝中の人物として世間一般では扱われているようだが、この小説に描かれていることが半分でも事実なら、恐ろしくダーティな人物だという事になる。
実名小説だそうだが、これだけ批判されて悪役扱いされて訴訟沙汰など起こさなかったのだろうか。

昨日、スーパーで見たら今まで気にしていなかったが、確かに、赤いきつね・緑のたぬきとそっくりの赤と緑のドンベエが売られていた。

主人公の森和夫氏はつい最近お亡くなりなったらしい。
現在のようなデフレの時代にあっても、森氏の掲げられた誠意を持ってお客さん、取引先、従業員など全方面に対していく企業姿勢は十分通用するはずだし、通用して欲しいし、自分も見習いたい、と思った。

今朝のごはんは東洋水産のマルちゃんカレーうどん(具にお揚げを入れた)。

写真は美味しいからまた買おう、と思って、でも商品名とかすぐ忘れてしまうのでパッケージを取っておいた物。
両方とも東洋水産だった。
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