那須太社 錦輔 の日記

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アーネスト・T・シートン 森のロルフ

2020-04-13 00:51:10 | 読書感想文

小学生のころ、親が買い与えてくれた。

シートン全集の中に含まれていて、すごくおもしろかったのに。

今、絶版になっていて、レビューを書いている人もいない。残念だ。

 

シートンの作品は動物が主人公であることが多いが、本作は白人の少年が主人公。

詳細は忘れたが、おそらく開拓民の子供で事故で両親を失い天涯孤独の身となったところをインディアンのクオナップに拾われ一緒に暮らすことになる。

クオナップのところにはおっちょこちょいのスクーカムという猟犬がいる。

大自然のなかで狩人としてクオナップに育てられるロルフ少年。

シートンは絵が達者な人で、自分が買ってもらった本にはたくさんのシートンの絵が掲載されいていた。漫画っぽい絵もあった記憶がある。

ロルフは大人になり、猟師の技術を生かしアメリカ独立戦争にスカウト(偵察担当)として採用され大きな手柄を立てる。

細かいところは思い出せないが、スクーカム、クオナップなど名前は鮮明に思い浮かぶ。

 

シートンは人が原野に進出する過程で生じる動物との葛藤を描いていて、基本的に悲劇なので現代にはうけないのかな。

動物目線でも人間目線でも、両者が対立する物語が多かった。

森のロルフは少年の成長物語なのであまり悲劇的な展開はないが、強い白人文明に圧迫されて一族が離散し、1人老いていくインディアンが描かれたりして、やはりシートンは基本悲劇なのかなと思う。

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BMW R18

2020-04-12 20:44:10 | 自転車

1800cc、空冷、水平対向ツイン、OHV。

オプションでバックギアも付けられる。

シンプルで渋い。

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1239799.html

https://news.webike.net/2020/04/06/179667/

https://response.jp/article/2020/04/06/333348.html

今のところ、下記はリリースされてなくて分からない。

・車重

【追記】でてた 345㎏ くそ重い!こんなのもしパンクしたら押し歩きなど不可能。

https://www.autoby.jp/_ct/17355235

・価格

【追記】でてた 米国での価格はベースモデルが1万7495ドル、ファーストエディションが1万9870ドル~

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1245088.html

運転している動画ではそれほど大きくないように見える。

200万円、250㎏くらいかな?

ノーマル版ではシートが低すぎる感じがする。カスタマイズ版のインディアンみたいな薄い自転車シートが少し高いしデザイン的にも格好良い。

シリンダーが左右に張り出しているので、足が前に出せないから、シートが低いとやや窮屈な感じがする。

しかし、シリンダーに比べてクランクケースというのか、真ん中の機械部分がやや大きすぎる。

ここだけは格好良くない。

写真を見ていると、どうもカバーをかぶせてあって、中に納まっている本体はもっと小さいのではないだろうか?

キャブ/EFIとかも中に入っているんだろう。

あと、マフラーも昔風のキャブトン式のデザインのほうがいいように思う。

 

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ルパン三世 カリオストロの城

2020-04-03 22:06:54 | 映画

コロナで大変な時だが、またこの映画を観た。

そして思ったが、一か所瑕疵がある。

終盤、時計塔の中でルパンがカリオストロ伯爵の手下を遠ざけるため、巨大な時計仕掛けのねじを外して歯車をけり落とす。

ここは時計仕掛けを壊すのではなく、予備部品として積み重ねてある歯車とかシャフトを投げ落とす、ということにしたほうが良かったと思う。

伯爵が命を失う場面で、小さな指輪二つを押し込むだけで巨大な時計台全体が崩壊するよう仕掛けられている、精妙極まりない芸術品のような仕組み、それが割と簡単に歯車を外されけり落とされ、部分的に破壊されていても動く、というのがやや不自然な感じがする。

それに何百年も風雪に耐えきた時計台がルパン一人に荒らされ壊されていく、という流れより、指輪の仕掛けで崩壊するまでは、何人の手出しにも耐え厳然として屹立し続けていた、方が絵になる。

ここは惜しい。

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ヨーロッパ覇権史 玉木俊明

2020-04-03 08:49:17 | 読書感想文

おもしろかった。

先日読んだ、「銀の世界史 祝田 秀全 ちくま新書」と少しかぶる部分があった。

経済から世界史を読む著作。

著者は京都産業大学の経済学部教授で専門は近代ヨーロッパ経済史。

経済学って面白くないイメージがあったけど、こういう本を読むとイメージが変わる。

産業革命についての本をいろいろ読んでみたい。

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