那須太社 錦輔 の日記

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井上尚弥 VS スティーブ・フルトン

2023-07-26 00:17:00 | スポーツ

井上選手の8RKO勝利。

井上選手は徹底的に距離を外して撃ち合わない選手。

だから、途中フルトン選手のパンチが当たるようになって心配したが、結果的にはまったく心配なかった。

クリーンヒット1発でフルトン選手は沈んだ。l

 

井上選手のパンチの打ち方も独特で、体の真横にいる相手に強烈なパンチを打ちこんでいた。

ただ、目の前の相手に真っ直ぐパンチを打ち込めなくて変な風にからぶりしていたのが気になる。

 

プロ野球選手でイップスという精神的な病で思い通りに体を操れなくなって、真っ直ぐボールを投げられなくなる選手がいるが、ボクシングでもそれがあると思っていて、井上選手の弟さんもそうなんだろうと思っている。

今日の井上選手を見ていると、もしかして井上選手もそうなのかな、と心配だ。

 

あと、ドコモのLeminoで観たのだが、司会のアナウンサーさんは捌き方が凄くうまいと思った。

村田さん、長谷川さん、西岡さん、畑山さん、というレジェンド4人をそろえた解説陣を実にうまくさばいていて、聞いてて感心した。

特に我が強くて空気を読まない頭が悪くて面倒くさい畑山さんの扱いが絶品で、畑山さんもアナウンサーさんの狙い通りのコメントを気持ちよくしゃべっていたと思う。

 

また、同じ階級でやはり2団体制覇していて、井上選手と次戦で戦う事が期待されるタパレス選手がリングに上がっていたが、あまりにニコニコ良い人っぽくてこれはやめて欲しかった。

タパレス選手の人柄が良いのだろうし、同じフィリピン人のドネア選手と井上選手が仲が良いことからも井上選手に親近感があるのではないかと思うが、もうちょいピリピリしてほしかった。

 

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ボクシング 清水聡選手

2023-07-25 22:27:35 | スポーツ
今、ネットでラミレスとの戦いを観てるのだが、どうしたの?といいたい動きの悪さ。
減量苦なのか?
変な薬でも飲まされたのか?
とてもオリンピック代表選手だったとは思えないぎこちない動きだ。
ほんとに強いのか?
タイトルマッチをやるだけの選手なのか?
解説の村田さんの友情に満ちたコメントは良いが、観ててイライラする。
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ニュージャージー州

2023-07-22 12:42:29 | 地図

Bruce Sprigsteenの自伝を読んでいて、何度もGoogleマップでニュージャージー州の地図を開いた。

Springsteenはモンマス郡フリーホールド(FreeholdTownship)という街の出身。

この本を読み始めるまではニュージャージー州といえば、Bon Joviの出身地といった事しか知らなかった。

あとは、マンハッタンの隣(本当はハドソン郡という地区が間にある)のニューアークと言う都市が犯罪率が高くて危険、とか。

面積も小さくて、要はニューヨーク市の後背地なんだろうな、くらいに思っていた。

でもSpringsteenがサーフィンをやったと書いているので見てみると、なるほど確かにフリーホールドから東に25㎞から30㎞くらい行くと大西洋に面した長い海岸線がある。

Asbury Parkという海岸、Sprigsteenのファーストアルバム「アズベリー・パークからの挨拶」のタイトルにも使われているのだが、ちょうどフリーホールドの真東にある。ちなみにだがこの読み方はアズベリーで良いのか疑問だ。通りの名前はアズブリー・アベニューと表記されていて、アルバムのタイトルをつけるときに音がアズブリーよりアズベリーの方が綺麗なのでこっちにしたとかではないかと思う。

人種の坩堝のアメリカらしく、当時はイタリア系が集まる海岸とかアイリッシュ系の多い海岸など、人種によって遊び場所が決まっていたらしい。ちなみにSpringsteenはアイリッシュ系の父とイタリア系の母の息子。彼はどっちの海岸にも遊びに行ったのだろうか?

 

ニュージャージーの海岸は湾とか入り江がなくモロに大西洋に面している。

だから季節や天候によっては凄い波が来たのかもしれない。

また海岸を南の方に下っていくと今度は長い砂洲が現れる。

海岸線と並行しており、アメリカの東海岸でよくみられる不思議な地形。正しくは沿岸州というらしい。

https://alivevulnerable.com/basic/beach/

この沿岸洲の内側は逆に波などはあまり強くないだろうが、場所によっては水の流れが弱いから水質が良くないかもしれない。

この長い砂洲をさらに南に下っていくとラスベガスと並ぶ、カジノの街、アトランティック・シティがあらわれ、その先は岬になっていて陸が途切れ、デラウエア川からつながるデラウエア湾が現れる。

岬で反転して湾の奥へと東側の海岸にそって北上して行き、デラウエア川の河口をさらに遡上すると西岸に大都市フィラデルフィアがあらわれる。

Wikipediaによると人口600万人、全米で6番目というから、ニューヨークが東京だったら、横浜みたいな街なのかもしれない。
youtubeを観ていると、この町の一角にはフェンタニル(オピオイド)という薬物の中毒になった人が集まるする通りがあって、ゴミだらけで浮浪者のテントだらけの街角を正気を失って幽鬼のようにさまよう男女の姿を見る事ができるのだが、秩序が崩壊していて見ていて恐ろしくなる。

フィラデルフィアはニュージャージー州ではなく、ペンシルバニア州となる。デラウエア川が州境となっているのだ。

デラウエア川西岸のニュージャージー州側の地区はカムデンという街で、かつてはフィラデルフィアで働く人々の住宅地として栄えたらしいが、やがて人種対立から暴動などが発生し、治安悪化にともなってそういった住宅地はもっと離れた地域へ移動し、ついにはカムデンは全米でもデトロイト、セントルイスと並ぶ貧困・危険地区となったらしい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%83%87%E3%83%B3_%28%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC%E5%B7%9E%29

ニュージャージー州の人口分布図を見ると人口の多いエリアは3つあり、①マンハッタンの隣のハドソン郡やニューアーク市の一帯、②フィラデルフィアの対岸から州都トレントンまでのデラウエア川沿岸、③Springsteenの出身のフリーホールドも含めた東海岸一帯、となる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC%E5%B7%9E

フィラデルフィアからさらに南西に下っていくとデルマーバ半島というところの根本を横切ってチェサピーク湾に出て、メリーランド州のボルチモアを経てワシントンD.C.へと至る。

このワシントンD.C.辺りから、もっと北方のニューヨークやボストンまでを含めた地域が米国の東海岸と言われる領域だと思われる。あとはバージニア州のリッチモンド辺りも含まれるのかもしれない。そのさらに南のノースカロライナ州までいくと、なんとなく東海岸とは言わないような気がする。

ちなみに、チェサピーク湾の最奥部にサスケハナ川が流れ込んでおり、この河を遡上していくとペンシルバニア州の州都ハリスバーグにいたるのだが(米国の場合、州都は我が国の県庁所在地のようにその州で最も大きな都市に置かれるのではないようだ。政治と経済を分離するという意味があるのかもしれない。ペンシルバニア州でいえばもっとも大きく栄えているのはやはりフィラデルフィア市なのだが州都はハリスバーグとなっている)、その手前辺りにスリーマイル島がある。あの原子力発電所事故で有名な島である。

ざっと測ってみるとフィラデルフィアやワシントンD.C.から150~160㎞位に位置している。

なんとなく、もっと辺鄙な海辺にあるのだと思っていたが、こんな内陸部の大都市圏に近いところだと知って驚いた。

 

Springsteenはバスでマンハッタンの音楽関係者の事務所やスタジオに通った、と書いているがどういうルートでいったのだろうか?

距離的にはスタッテン島を経由するのが近そうだが、Googoleマップで見るとこの島は幹線道路があまり発達していないように見えるので、ニューアークの方から回っていったのかもしれない。

 

フリーホールドの街とアズベリー・パーク海岸にはBruce Springsteenの記念館みたいな観光名所があるようだ。

おそらく行く事はなどなく、空想の世界でああだろう、こうだろう、と想像しているだけだが、それでも中々楽しい。

 

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似ている曲 長渕剛 太陽へ続くハイウェイ と Bruce Springsteen Racing in the Street

2023-07-20 22:41:39 | 音楽

Bruce Springsteen の自伝 ボーン・トゥ・ラン を読みながら彼の昔の曲を聴いていたのだが、4枚目のアルバム「闇に吠える街」の中の Racing in the Street という曲を聞いていてデジャブのような、ああ良く似てる曲を聞いたことがある、感を覚えて一生懸命思い出そうとした。

昔、佐野元春がSpringsteenの曲をパクったとかネットで書かれているのを見たことがあって検索してみたが、Racing in the Steetは出てこなかった。

で何とか思い出したのだが、長渕剛の「太陽へ続くハイウェイ」だった。

闇に吠える街 は1978年のアルバムで、太陽へ続くハイウェイが収録されたアルバム「HUNGRY」は1985年の発売。

長渕はSpringsteenにインスパイアされたのだろうか?

偶然の一致かな。

いやそもそも、そんなに似てないかな。

太陽へ続くハイウェイ

https://www.youtube.com/watch?v=Igez_pQLhb0

Racing in the street

https://www.youtube.com/watch?v=cm9UuM3UXdc

どちらも良い歌だな。

Springsteenの自伝もなかなか面白い。

彼は外面的な印象とは異なりかなりの変わり者のように思われる。

兵役忌避者でありながら、60年代のヒッピー文化になじまない50年代の東海岸のブルーカラー層の精神がバックボーンだと言っている。

読み終えたらまた簡単な感想文を書いてみたい。

自伝の中では、兵役忌避について、南部とは異なりニュージャージー州では皆がやっていることで簡単だった、と言っているが彼にとっては相当な負い目になっているのではないだろうか?

高校を卒業するとすぐに召集令状というか兵役検査への呼び出しが来たらしい。

しかし大雑把な計算をするとベトナムへ行った米兵の数が少ないような気がする。

当時、アメリカの人口が2億人だったとして、男性が1億人、その中から18から22歳の兵役適齢者がどれくらいいたかというと、男性の平均寿命を70歳とすると35歳が中間点になる。

35歳までが7割とすると7000万人その6割が18歳以下だとすると、18歳以上は2800万人。

18歳から35歳までは17学年分となるが2800万人を17で割ると、1学年164万人となる。

18から22歳の4学年が徴兵されたとすると、658万人が徴兵されたことになる。

でも確かベトナムに派兵された米兵は10万人とか20万人とかだったはず。

学年の全員が徴兵されるわけではないだろうし、半分が徴兵されたとしても329万人が徴兵されたことになる。

それでも全然数が合わないから、徴兵された人って、各学年の中で少数派だったということだろうか?

男性の10人に一人とか?

さらにその中でもベトナムに送られたのはさらに少ない人数だったのだろうか?

ネットで調べればわかる事だが、面倒で調べる気にならないので机上の計算をしてみた。

Bruce Springsteenの事から全然違う方向に話が飛んでしまった。

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このまま行ったら日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るのであろう

2023-07-20 00:24:00 | 政治経済

三島由紀夫が言ったという言葉、自分はネットで知ったので三島氏の原文を読んでいないが、我が国がまさにそういう時代に陥ったと思わざるを得ない。

いや、それどころかもっと悪い状態にように思われる。

抜け目がない、どころかあらゆる方面からたかられて金を吸い上げられる間抜けなお人よしぶりだし、勤勉で経済活動が旺盛なためアメリカから叩かれたのももう過去の事で、今では過去に蓄積した富を溶かしていくような国になってしまった。

内閣総理大臣がアメリカ大使に顎で使われているような政治の状況、かつては世界を席巻した我が国企業の凋落著しい経済状況。

日産も三菱もルノーみたいな糞ショボい弱小メーカーに吸収される始末。

そもそも、ルノーなんてすぐ壊れるからアメリカで車が売れなくて輸出できなかったんだから。

真綿で首を絞められるように、真水からゆっくりと煮立てられるように、気が付かないうちにじわじわと我が国は潰されようとしているように思う。

どうしたらいいのだろうか。

別に自分が長生きして良い暮らしをしたい訳ではないが、自分がそうだったように若い人たちに自国に誇りをもって、前向きに暮らして欲しいし、そういう環境をつくりたい。

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