一番最後に、それまでとはあまりつながりのない感じで書いておられた文章に、ああ、そうなのか、と思った。
キリスト教で神はどこにいるのかというと、天上でもなく私たちの心臓の中でもなく、私たちが今眼前で相対しているあらゆる人の中にいるとされている。
良いことを聞いたと思った。
キリスト教は原罪という考え方がベースにあって、人間というのは元々悪いんだ、だから良くなるように導いていかないといけない、という性悪説だと思うのだが、曽野さんがおっしゃっている、この考え方はそれとはちょっと違うような気がする。
永年の宗教家としての活動の末に達せられた境地で、本来のカトリックの考え方とは違うのではないだろうか。
それともこういう考え方がカトリックのベースにあるのだろうか?
なにはともあれ、こういう考え方をしたい。出来るように努力したい。
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