那須太社 錦輔 の日記

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路地の子 上原善広

2023-01-30 21:45:31 | 読書感想文

えた、と非人が違うと書いてあった。

非人というのは江戸時代に番太、番太郎、番非人などと呼ばれ、牢屋番や夜警、浮浪者の取り締まりなどの職業についていた人たち。えた、は屠畜や皮革産業といった職業についていた人たち、だそうだ。そして、非人の方がステータスが高くてえた、を見下していたらしい。

また、明治以降の被差別部落には古くから何代も続く家は少ないらしい。みな差別を嫌って部落を離れ、代わりに他で生き辛くなった人たちが流れ着き住みついたのだそうだ。

 

自分は被差別部落の事は、家の中や学校でそういった話を見聞きした事はなく、あとから学習して知ったので実態は知らない。

少年時代に学校で映画を見せられて「橋のない川」だったかを読んだくらい。

あと白土三平のカムイ伝も中学生の頃読んだ(今から思うと恐ろしく陰惨な漫画だった)。

 

この本にも書いてあったが、えた非人と言っても先の大戦に召集されて戦っているわけである。日清・日露の戦争にだってもちろん行ってるはず。

同じ日本人なのである。

朝鮮人とは全く違うわけである。

 

ネット上の情報では、被差別部落の団体が反日の暴力装置のような動きをしているらしいが、残念なことだ。

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