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生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

会場模擬、国家試験

2018-08-27 13:24:20 | インポート
 昨日は高校受験生たちの会場模擬試験でした。試験が終わった生徒から数学で難しい問題に時間をとりすぎてしまったため、数学は点数に自信がないとの報告がありました。事前指導で難しい問題があったら後回しにして、できる問題から解き進めること、と話していたにもかかわらず、本番では緊張からか失敗してしまったようです。この失敗の経験が大切で、模擬試験などでこのような経験がないと本番で大失敗をしてしまう危険があります。この生徒には次回から気を付けるように話をしましたが、この経験を生かしてくれることと思います。
 同日に他の企業で対策授業を担当している国家試験が行われました。試験終了後にはあちこちのWEBサイトで解答速報が流れていたようです。今回私が担当した方の中で、合格点に本当にギリギリの方がいました。いち早く模範解答を掲載したWEBサイトを参考にした採点ではその方は不合格だったそうです。企業の方や私ががっかりしている中、深夜にこの国家試験についてのテキストを発行している出版社からの模範解答が出ました。これを見ると違う解答が掲載されており、その方は一転合格点に達していました。今朝になってその国家試験を運営している団体のサイトには、なんとその出版社とはまた異なる解答が載っていたそうです。が、何とか合格点を確保することができ、このままいけば合格になりそうだと報告をいただきました。国家試験ともなると、難しい問題においては見解の相違などもあり、解答が割れることもあるのですね。
 さて、受験生たちはこれから模擬試験や説明会、見学会など毎週末は予定がびっしり埋まっていきます。生徒たちには早め早めに予定を立て、後になってから行きたかったのに行けなかった、とならないように話をしています。
 多くの学校では今日から2学期が始まりました。夏期講習の残りと平常授業とが重なるこの時期、私たちもスケジュール調整に追われていますが、しっかりと計画を立てて進めていきたいと思います。