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生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

年末年始のできごと(5)

2018-01-06 14:03:09 | インポート
 創研塾では、入試に向けた面接練習を行っています。
 面接官は、生徒たちがこれまでに接した事の無い、私立学校の現役の先生におこしいただいています。これはより本番に近い、緊張している中で練習をするためです。また、実際に面接官を務められることもある先生からの視点で、生徒たちにアドバイスをしていただくためでもあります。
 普段は私たちになんでも言える生徒達ですが、このような場面では相当緊張しています。特に男子は緊張しやすいようで、先生により面接が終わると「あーっ!緊張したー。自分でも何を言っているかわからなくなった。」などと言いながら戻ってくることが多いです。このような緊張感を味わってもらうため、面接試験のない生徒でも面接練習は受けさせています。
 過去には「試験が始まったら頭の中が真っ白になってしまった。」とか、「午前中は順調に試験をこなせたけれど、あまりの緊張から疲れ切ってしまい、午後からは力を出すことができなくなってしまった。」という生徒がいました。事前に自分がどれだけ緊張してしまうのか、その中でどのように対応したらよいのか、体験しておくことは重要だと思います。
 私は生徒たちに「緊張しないようにするのは難しいし誰でも緊張はするものだよ。緊張している中で自分の力をできる限り出せればそれでいい。忘れてはいけないのは、本番で練習以上の力を出すことはできないということ。だから、練習で120%以上の力をつけておくことが大切なんだ。実際に重要なのは本番ではなく練習なんだ。」と話しています。
 来週から私立中学の生徒の入試が始まります。生徒一人ひとりに「合格おめでとう。頑張ってきてよかったね。」と声をかけられるように、生徒たちとともに私たちも頑張っていきます。