きっかけ

　ちょっとしたきっかけでわからなかった問題が急にわかるようになることがあります。
　この試験対策でも中2の生徒が数学で悩んでいました。易しい問題を手渡し、目の前で解かせると問題点が浮かび上がってきます。中1の段階での正負の数があやふやだったこと、文字式の同類項をまとめることをわすれてしまっていること、かっこを外すときに注意する点があいまいだったこと、などです。一度にすべてをやろうとするとまた混乱する元になるので、一つ一つ解決を心掛けます。するとそれまで「何がわからないのかわからない」だったものが「あ！そうか！」になり、それから数問解いたあとには私が「できるようになったじゃん！」と褒めると「うん。へへへ。」と自信を持ち始めます。
　ここで安心してしまうとまた忘れてしまうことになるので、試験までの間に何回か確認をし、できたものできなかったものをきちんと評価するようにしていきます。問題点を発見し、一つ一つ解決する。できた喜びだけでなく、それを維持する方法を教える。そしてできるようになったこと、努力したことを評価する、こんなことを繰り返しながら試験対策を行っています。

英検の結果が発表されています。

　先日行われた今年度第1回の英検結果がWEBサイトで発表されています。
　学年以上の級に合格した生徒が何名も出てうれしい反面、あとちょっとで・・・という生徒が何名かおり、残念な思いもあります。3級以上は二次試験がありますが、期末試験直後であり、また漢字検定との日程も近いことから生徒たちも準備の時間を確保しづらく大変そうです。
　昼間は私のパソコンから英検のWEBサイトに簡単にアクセスできたのですが、夕方になってたいへん混みあっているようです。何度もやり直していますがなかなか開くことができません。一時的にパンク状態のようです。そのため、塾に問い合わせの電話を何件もいただいています。昼間のうちに結果の一覧表をプリントしてあるので対応できています。