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生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

10分でできることを毎日行うと・・・

2014-11-08 09:10:20 | インポート
 現在、2学期の期末試験に向けて試験対策期間中です。中学3年生は内申を決める重要な試験。夕方から塾に来て途中夕食を取り、夜まで毎日頑張っています。今日、明日とも朝から試験対策を行っています。
 結果が出るまでの期間は個人差が大きく、1か月ほどで大きく成績を伸ばす生徒もいれば、じっくり待つ必要がある生徒もいます。それでも「正直に頑張り続ける生徒」は結果が出ています。結果がすぐに出なくても、少々時間がかかったとしても、毎日塾に来て頑張り続けている生徒は、いずれ結果が伴ってきます。私たち教える側が「こんなに伸びたの!?」と驚いてしまうほど学力を伸ばすことがよくあるのです。一方、何かと理由をつけて休んだり、簡単に物事を投げ出してあきらめてしまう生徒の場合は、たとえ能力があったとしても活かしきれずに終わってしまうケースが少なくありません。
 先日、社会の点数があまり取れずに悩んでいる中学生の生徒がいました。すでに覚えることはまとめてあるのですが、覚えられないというのです。そこで、「今回の試験範囲だったら10分もあればその内容を書き写すことができるよね。図もあるから急がないと書ききれないかもしれないけど、計算用紙(塾にはミスプリントなどの不要な紙で裏面が白のものを積んであり、自由に使えることになっています。)にささっと書けばいいよ。丁寧に時間をかける必要はないので、その代わり、必ず毎日やること。先生からも声をかけるよ。」とアドバイスをしました。初めの2、3日は楽しみながらやっていましたが、だんだんと面倒に感じるようになるかもしれません。これまでうまくいかなかったことを変えてみること、さらに短時間でも毎日休まずに取り組むと結果に変化が生まれることを実感してもらおうと思っています。毎日励まし、やり抜いてもらうこと、少しでも結果に変化があればそれを評価し、次に向けての意欲が生まれるようにしようと考えています。