桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

八雲ゆう遊こいのぼりの準備

2018年04月17日 18時05分51秒 | 活動報告

22日から始まる八雲ゆう遊こいのぼり、桑炭会は今年も協力することになり桑並ポケッ

トパークに鯉のぼりを上げる。先日、準備した約11メートルの竹に細工をしてこれを立

て固定させる。

1本当たり3匹の予定だから全部で18匹。昨年までは炭小屋の鯉は金属製ポールの低

いものを使用していたが今回から10㍍弱の竹にして大きな鯉を上げる。

本会場と合わせ22日の朝から鯉を泳がせる。

この日は店を開く予定になっており朝から忙しくなりそう。


今季最後の窯籠め終了

2018年04月16日 17時16分46秒 | 活動報告

早いペースで進んできた最終窯、一足飛びの上昇にならなければと心配していたが取

りこし苦労に終わって安堵する。7時の検温で250℃を越しここで煙突の調節を6割くらい

に戻し最終工程の準備を始める。

9時に284℃、10時に290℃となり煙突、通風孔共に全開。以後は煙突からの煙が透明に

なり、煙突内部が白くなるのを待つ。この間に温度はグングンと上がっていく。

14時10分に348℃で精錬終了、消火作業開始。煙突、通風孔とも閉鎖し今シーズン最後

の炭焼きを終了した。今回の炭焼きは最速。

明日は八雲遊ゆうこいのぼり行事の支援で鯉のぼりを立てる。

  9時頃のもの

     消火作業終了

 

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炭焼き4日目、夕方212℃

2018年04月15日 17時44分27秒 | 活動報告

昨夕の調節にも拘わらず十分な上昇のスピードダウンには至らなかった。朝7時の計

測はこ176℃を示し今季最速。前回とよく似たカーブを示している。この状態で3晩越

しをすることになり過去の全体の流れから推測すれば夕方頃には消火作業になりそう

だが前回のような例もあり予断を許さない。

小屋の中は甲を中心に温かさを感じるが外は肌寒く安定した日が待ち遠しい。

      午前8時半頃の小屋の状態、煙は未だ多い

    午後5時頃の様子、煙はかなり薄くなった、調節はほぼ一杯

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炭焼き3日目、80℃半ばから101℃へ

2018年04月14日 17時50分56秒 | 活動報告

午前中は85℃くらいのところにいたが午後になって少し足が速くなった。最終チェック

で煙突の絞りが入ると思われる。今期のデータと比較すると100℃到達は最速。

今晩が2晩越しとなり明日は温度上昇が大きくなる予定。

栽培していたシイタケは晴天続きになったことで成長が止まり、乾燥気味になってしまっ

た。このままだと虫に食べられ消滅の恐れがあるので乾燥シイタケの加工を始める。窯の

甲の上で乾燥させると適温でゆっくりと乾燥でき立派な商品に変身する。見た目は専門

の作るものと格段の差はあるかもしれないが食べれば大差のないはずと思い込みなが

乾燥シイタケの世話をする。

     煙は少し薄い色になった

         絶品、『桑並の杜 乾燥シイタケ』

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炭焼き2日目、点火する

2018年04月13日 18時07分30秒 | 活動報告

夕方に火入れをしたら普通は翌朝まで焚き木の追加はないのだが昨晩の慰労会終了

時、9時に焚き木の追加をした。窯出しをした時、未だ少しの余熱があった上に夜食の

焚き木で窯はすっかりご機嫌になったのか9時のチェックで78℃になっていた。小屋内

部の煙突からは溢れるほどの煙が鼻をつくツーンとした臭いと目をショボショボさせる。

頭を高くしては小屋内に留まるのは困難、窓やとシャッターを開けて換気するもおいつ

ず。それもそのはず朝一7時には煙突・通風孔共に全開し点火開始していたものだか

ら馬力いいはずだ。木酢液も連続で流れ出てきた。9時半ころに焚口を閉鎖し80℃台

キープの調整が始まった。夕方5時に85℃、多少高めに推移しているので最終チェッ

で調整されるかもしれない。

 

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