桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

炭焼き2日目

2015年10月20日 17時27分03秒 | 新窯工事

私は社会人になるまで町中で育ったので昔懐かしい田舎の風景は叔母の家で見

たものに過ぎず生活実態はない。なのに心は何故か日本の原風景を求めている

ようで、谷間に煙が棚引く風景を見るとそうした体験の欠片もないのに昔懐かし

気がする。これも日本人のDNAの一つなのだろうか。

昨日点火した窯は火が途切れることなく燃え続け窯を温めている。焚口下にある

通風口は煉瓦で閉めているのに煙突からは勢いのいい煙が出ている。この調子

だと明日には木酢液の採取開始、炭木に点火となりそう(枝木に火が付き炭木に

火が回る)。

                                      昼過ぎの様子

                      カラスと一緒に帰る頃

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窯立てと新事業

2015年10月19日 17時33分11秒 | 活動報告

先週、伐採した樫の木を機械で割り炭木を作る、炭木の上に乗せる枝木を作る、

窯立ての準備で窯の中に入るなどの作業が始まった。この時期は朝夕の寒暖

差がはっきりしてくるから朝方は寒く感じても日中は暑さを覚える。そういう状

からすると炭焼き本番のスイッチが完全にオンになったとは言えないような

中途半端な感覚がする。

また準備した材料は本命の樫の木が中心で、脇役乍ら必須の雑木は十分に用

意されていないし、枝木も然りまた薪もゼロに近い状態からスタートなので準備

は多岐にわたる。桑炭会のメンバーはベテランが多いから周囲を見渡し夫々が

戦力不足の場所を補完して作業が進められる。下っ端の私が参加したての頃、

何をしていいのか分からないから、いつも作業を説明して貰い、それが終わると

また説明を受けることの繰り返しだったが、時が経ち自分から動けるようになり

先輩の手を煩わすことは少なくなった。

しかし、本業の炭焼きとなると相変わらず大きなギャップがあり時の経過と経験

だけではその差は詰まりそうにないし、炭焼きの奥深さを思い知らされることの

連続だ。夕方前に窯に火入れをしていよいよ炭焼きの開始となった。

11月になると行事が目白押しとなりそう。10月末、窯出し・収穫祭準備。

11月8日八雲町収穫祭、11月15日秋季レクで広島へ、11月22日 新規事業

として拠点で商品販売が計画されている。特に新規事業の内容についての詳細

は未定であるが予想される課題を乗り越えて、面白い企画になるよう知恵を出し

合って『挑戦』する、これが桑炭会魂。

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木こり日和

2015年10月13日 17時51分15秒 | 活動報告

晴天に恵まれたレジャーには最適の一日になった。

桑炭会にとっては炭焼きシーズン入りの日だから、こいつは春から縁起がいいわ

ばりのノリで炭木の用立てに入った。既に切出してあるものは7~8分の所にあ

軽トラ2台で出かけ枝木などを含めて計4台分あったが、これだけでは不十分な

は最初から見立て通り。

山からの切り出しは何処にするか・・・・・楽なところがいい・・・・・・

この声に押され炭小屋の前にある会員の山に決定し直径が30㌢もあろうかと

いう大木と格闘。午後からは人数も減ったことから今日の所は材料を揃えること

で終了した。19日に炭木割り、窯立てを行うことになった。

 

       

 

 

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シーズンイン炭・炭・炭

2015年10月12日 18時13分08秒 | 活動報告

いよいよ明日から今シーズンのスタートを切る。

まず手始めに、既に伐採した樫の提供話がありそれを炭小屋に運び込むこと。

それだけでは1窯に満たないとのことなので、山に行き材料の調達した後に窯

立てまでこぎつければ万歳なのだが。

現在、在庫はゼロの状態なので出来る限り早く窯出ししたいところ。

朝晩は肌寒いを通り越すようになったのでお待ちかね、木炭本番。

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