桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

招き猫の炭はできるか 1/2

2019年01月14日 17時20分00秒 | 活動報告

(題名の答えは一昨日終えた窯の中、近日中に判明の予定)

色々なもので炭を作るは2014.8.15投稿の『パイナップルの炭』の記事で紹介

した。その後は割ることができないほど捻くれた株、珍なる株などを何回か炭

にしたことはあるがそれぞれ単発に終わっている。

過去の実験では竹細工の花器を炭化。細く加工された所は炭にならずなくなって

しまい細工物はバラバラになってしまった。

ならば、堅いカシ炭で何か彫り物を作れないかと挑戦するが、割れ目のない適当

な大きさの炭はなく断念する。

次に目を付けたのが木彫りを作りそれを炭にできないかというもの。

よく分からないのが竹細工にしろ、木細工にしてもそのまま窯に入れればいいの

か、筒に入れて焼くのがいいのか、別の方法がいいのか。

元々、木炭を焼くためのものだからこうした細工物を望むような形で残すには温

には高温すぎるのだろうが、できるだけ本当の炭で完成させたい。

彫り物はここのところはまっている招き猫が頭に浮かぶ。

世の中に『木炭の招き猫』はあるのか・・・・・

ネットで調べてみたら粉炭で加工したようなものはあったが木炭はなかった。

ならばそれの炭を作ってやろうと立ち上がる。(つづく)

     我が家の木彫り、招き猫(小は2cmくらい)

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