宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

各服点のお濃茶

2021-12-12 07:13:02 | 茶道
コロナ禍が始まって、茶道界も回し飲みは良くないとのことで各服点が考案されました。

一人分の抹茶を茶入に入れておいて正客にはちゃんとしたお点前で一碗をお出しします。
お出しした後水屋に戻って、次客以下の方に差し上げる茶碗の載ったお盆を持ち出します。その茶碗には水屋の方がそれぞれのお茶碗を温めて一人分の抹茶を入れてあります。
点前座に入って柄杓の湯を汲み半杓ずつそれぞれの茶碗に入れ、素早く、しかし丁寧に濃茶を練るのです。
そして次客以下のお客様が一人分のお濃茶を頂きます。

そのお濃茶がどうも薄くなりがちです。薄茶を濃くした様なものになってしまうことも・・・
柄杓での湯の汲み方が多いのか、はたまた抹茶が少ないためなのか?

風炉と炉では柄杓の容量が違います。計って見ましたら20cc程 差がありました。
「柄杓の湯の量に合わせて抹茶の量を決めるんですね」と生徒さんが言われました。
茶碗に抹茶を入れる方と、それに湯を入れる方が違うところが難しいのかと思います。予め「たっぷり3勺抹茶を入れました」とお点前さんに伝えるのですが。お点前さんは抹茶の量を見定めて湯を汲むということでしょうか。

何回も試行錯誤していくうちにコツが分かるかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放下着ほうげちゃく

2021-12-03 17:50:48 | 茶道

この色紙が床の間にかけられていると、字ずらを見て「何でしょう?」と思われる方がいらっしゃるかと。
これは”ほうげちゃく”と読み、禅語です。
意味は、「人間は本来天真無垢なものであるが、生きていくうちに煩悩で迷い・欲がでてくる。これをきれいさっぱり捨てなさい!」
ということです。
般若心経の「空」の通じるもので「こだわるな!」「執着するな」という意味だと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今朝の事、 起きて階下の居間に入ると何だか暖かい???
昨夜休むときにエアコンのスイッチを「停止」にしなかったようです。
あー電気代がもったいないし、SDGsにも良くない!なんという馬鹿なことを…
しかし、そこでおきてしまったことは仕方ない! 「放下着!」「放下着!」こだわらない!、こだわらない!
ちょっと意味がずれるかもしれませんが、失敗も「放下着」していつまでもくよくよしない・・・ことにします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

回文の日2021・12・02

2021-12-02 08:08:07 | 日記
早朝のラジオで「今日は回文?の日です」とアナウンサーが言われました。
2021・12・02 上から読んでも下から読んでも同じという日ということでした。
「たけやぶやけた」「すなおなおナス」・・・・のような回文に当てはまる日なのです。
よく気が付きますね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする