宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

大津絵

2019-02-02 08:39:19 | 日記
2月4日は立春。3日は節分。 鬼は外・福は内、豆まきの日です。
この時季よく《大津絵》が登場します。
祖母の遺品の中に《大津絵》の帯があります。
大津絵は大津の民族絵画でお土産用に描かれたもので、護符として売られたようです。
護符としての大津絵には,十種の画題があり、それぞれ効用が違うものです。例えばよく見る「鬼の寒念仏」は子供の夜泣きに効果が…といった具合です。
その他《藤娘》は良縁に効果があるようです。

「鬼の寒念仏」の絵で、この2月の時期にこの大津絵をよく見かけるのでしょう。茶道具の茶碗にも大津絵の模様を見かけることがあります。
この絵の意味はネットによると「慈悲もなく情もなくて念仏をとなへる人の姿とやせん」
うわべだけの善行をしている偽善者を風刺していると書かれていました。
コメント
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