５月２１日（水）晴れ。
朝食は自宅近くのラーメン屋さん「たつ屋」さんで買った冷凍餃子。このお店の餃子はかなり美味しい。午後から、私が役員の末席を汚している大行社の役員会議があり東京行き。田町の駅から会議の場所まで歩くのに暑くて難儀した。季節は春が無くて冬からいきなり夏になるような感じがする。入り口で国防青年隊の渡邉淳司会長と合流。ともに会議へ。相談役として、お決まりのご挨拶をさせて頂いた。
会議には、来賓としてアジア新聞社の田中健之氏が登壇し、田中氏が若い頃に、大行社の創立者の清水行之助先生の事務所を訪ねた折のことや、清水先生が関係した「三月事件」（注・昭和6年３月２０日、を期して、日本陸軍の中堅幹部、橋本欣五郎陸軍参謀本部ロシア班班長ら「桜会」や民間右翼の大川周明・清水行之助らと計画を立案によって計画されたクーデター未遂事件）の貴重な話をされた。私も、若い頃に丸ビルにあった清水先生の事務所を訪ねたことがある。
会議が終了後の道中で、田中氏と、自宅にある蔵書や資料の話になった。我々にとっては貴重な蔵書や資料も、家族や興味のない人たちにとってはただのゴミである。かつて民族派運動の蔵書や資料を収集していた野田和昭氏や四宮正貴先生などが亡くなり、その人たちが持っていた膨大な資料はどうなってしまったのか・・・。田中氏も同様で、ご自宅にある本や資料を、ご家族から「家族と本とどっちが大事なの」と言われ「本だよ」と答えたら、嫌な顔をされたとか。私の場合は、支援者のお陰で事務所があるので、家族から文句を言われることはないが、「民族派の史料館」でもあれば寄付できるのに、と言うのが田中氏と共通した意見。帰宅後に、以前、田中氏が上梓した『昭和維新』という本をアマゾンにて注文した。
夜は、六本木の「パーム」にて一献会。終了後に大行社の若い方に自宅まで送って頂き、恐縮する。※写真は、私の事務所。
