九月二十四日(月)晴れ。
お墓参りに行こうかと思ったが、交通情報では、東名はかなり渋滞している様子。家族で話し合って日延べすることにした。自宅の仏壇に手を合わせてから朝食。アコウダイの粕漬、さつま揚げ、豚汁。昼は、サンドイッチ。夜は、町内の仲良しさんたちとの月に一度の懇親会。
歳時記によれば、春はものを憂い、秋はものを考える季節とのこと。いわゆる「愁思」である。秋を感ずる思いなり。秋を感ぜしむる自然物は数多あるべし。秋風の音も秋思を誘い、虫の声、砧(きぬた)声も秋思を誘う。その他には何とはなくて秋を感ぜしめらるる場合あるべし。この情は是れ秋思なり-。とある。
ちなみに「砧」を打つ音は「砧音」と書いて「ちんせい」と読む。砧は木で出来た木槌。それを叩く音を「砧声(ちんせい)」という。洗濯した後の布をたたいてしわを伸ばすのに使ったりした。
李白の「子夜呉歌(しやごか)」と言う詩に、「長安 一片の月 萬戸 衣を擣(うつ)の聲」と言うものがあるが、これが「砧を打つ音」すなわち「砧音」と言われている。砧を打つ音などよりも、洗濯板でごしごし洗うのも見なくなって久しい。
秋か・・・。野村先生の句に、「獄中生活十年目、一句」と題して、石廊を出て鰯雲 「また秋か」。がある。来月は群青忌である。
お墓参りに行こうかと思ったが、交通情報では、東名はかなり渋滞している様子。家族で話し合って日延べすることにした。自宅の仏壇に手を合わせてから朝食。アコウダイの粕漬、さつま揚げ、豚汁。昼は、サンドイッチ。夜は、町内の仲良しさんたちとの月に一度の懇親会。
歳時記によれば、春はものを憂い、秋はものを考える季節とのこと。いわゆる「愁思」である。秋を感ずる思いなり。秋を感ぜしむる自然物は数多あるべし。秋風の音も秋思を誘い、虫の声、砧(きぬた)声も秋思を誘う。その他には何とはなくて秋を感ぜしめらるる場合あるべし。この情は是れ秋思なり-。とある。
ちなみに「砧」を打つ音は「砧音」と書いて「ちんせい」と読む。砧は木で出来た木槌。それを叩く音を「砧声(ちんせい)」という。洗濯した後の布をたたいてしわを伸ばすのに使ったりした。
李白の「子夜呉歌(しやごか)」と言う詩に、「長安 一片の月 萬戸 衣を擣(うつ)の聲」と言うものがあるが、これが「砧を打つ音」すなわち「砧音」と言われている。砧を打つ音などよりも、洗濯板でごしごし洗うのも見なくなって久しい。
秋か・・・。野村先生の句に、「獄中生活十年目、一句」と題して、石廊を出て鰯雲 「また秋か」。がある。来月は群青忌である。