白雲去来

蜷川正大の日々是口実

久し振りに愚妻と「旅酒」。

2011-05-28 16:40:55 | インポート

五月二十七日(金)曇り後雨。海軍記念日。

 明治三十八年(一九〇五)の今日、わが帝国海軍が日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を撃滅した武勲輝ける日である。戦前は、日露戦争における奉天戦の勝利を記念した三月十日の陸軍記念日と共に祝われた。

 本来ならば、横須賀にある記念艦「三笠」に行きたかったが、所用あり愚妻と共に東京へ。一時間ほどで用事を済ませてから御徒町へ向う。せっかく東京に出てきたのだからと昼食を、以前群青の会の大熊雄次氏に連れて行って頂いた「アメ横」の中にある「新東洋」という中華料理店でとることにした。何しろ一度行ったきりなので場所が分からず、大熊氏に電話で聞いて探した。

 ミリタリー専門店のすぐ横にある看板を見つけてお店へ。この店に以前来たときは盟友と一緒で、昼過ぎというのにすでに酩酊していた。確か、このお店の名物というソバを食べた記憶があるのだが、思い出せない。思い切ってお店のママさんに聞いたら「ロー麺」とのこと。ここまで来てソバだけ食べて帰ってはもったいないと、紹興酒を一本とってツマミを幾皿か頼んだ。台湾に行くと、「からすみ」をはじめお土産は大体「新東洋」で買うことが多い。このお店も親戚との事。大熊氏よりアメ横の名物店「大統領」の隣にあるジャンボ餃子のお土産を頂く。

 まっすぐ帰れば良いものを、京浜東北線に乗ったのだからと蒲田で途中下車。当然、野村先生が愛した「八幸」へ。ここに来るのも久し振りのことだ。オヤジとオカミサンにご無沙汰をお詫びして、愚妻ともつ焼きで一杯。お店の壁には、このお店を訪れた人たちのサインがある。その中では、秋元康氏が八幸のお気に入りで、様々な人を連れてくるとのこと。

P1000138 ※焼き鳥を焼いている時だけ真面目なオヤジさん。

P1000139※お店にある野村先生の「人誰もさすらいの道」の書。

 一時間ほどで、お暇し今度は駅を渡って東口へ。友人の経営する「日本再生酒場」という立ち飲み屋へ転戦。愚妻も久し振りの「旅酒」とあってご機嫌。ここも一時間ほどで出た。帰宅途中で友人から電話が入り、私の自宅の近くの小料理屋にいるからこないかと。では、と家路を急ぎ、本日、四軒目。医者にぶっ飛ばされそうだ。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小早川久之先生逝去の報あり... | トップ | 一日、真面目に原稿書き。 »
最新の画像もっと見る

インポート」カテゴリの最新記事