白雲去来

蜷川正大の日々是口実

今発売中の『文藝春秋』の特集がいい。

2023-04-12 17:48:35 | 日記

4月10日(月)曇り。

食欲がなく朝食は、コーヒーのみ。昼食は、愚妻の作ったカレーに福神漬け入り、インスタントのシジミの味噌汁。夜は、タケノコのから揚げ、ししととうとジャコの炒め物、カツオの刺身。お供は「黒霧島」。

現在発売中の『月刊・文藝春秋』(5月特別号)がとてもいい。特集は「私の人生を決めた本」。「読書家81人による史上最強のブックガイド」とある。この歳になると、今更「ブックガイド」などいらないが、学者、俳優、芸人、作家、など様々で、マラソンランナーの有森裕子さんなども書いていおり、それぞれの方たちの人生や性格を垣間見るようで楽しい。かつて私も編集を手掛けていた『大吼』や私の機関誌『燃えよ祖国』で、似たような特集を行ったことがある。

その他「岸田文雄×岡藤正広×中野信子の『脳波鼎談』-日本復活の道」も地方選の最中に読んだので興味深かった。「三浦瑠璃ー独占告白120分ー夫の逮捕で考えたこと」は、『週刊文春』かい。と思わずニヤリとしてしまった。

これまで、読書は数だけはこなしてきたと自負している。読書する体力をつけようと、「一人一殺」ならぬ「一日一冊」をノルマとして、三年余の乱読の生活を続けたこともある。「私の人生を決めた一冊」は、民族派運動に入ったばかりの二十歳の時に読んだ、元慶応義塾の塾長の小泉信三が書いた『読書論』(岩波新書)である。その「読書論」の中で、当時私が最も感動したのが江戸中期の蘭医の杉田玄白等が有名な「解体新書」を翻訳した時のエピソードである。それは「読書論」の「第三章・語学力」の中に書かれたもので、この一文に触れたことによって「格闘して学ぶ」、「いかに本を読むか」という読書に対する姿勢というものを学んだ。しかしながら、最近は「読みやすい」本ばかり選んで読んでいる。しかし、「楽しみ」が、「たしなみ」に変わるかもしれん。


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搭乗されていた方々の安否は。

2023-04-12 17:12:15 | 日記

4月9日(日)晴れ。

午前中に、地方選挙の投票を済ませて、志村馨君と合流して茨城へ。國民協議会・政進会(小山秀雄議長)結成30周年のお祝いがあり出席。大勢の諸先生、諸先輩、同志の皆さんが集い、30周年をお祝いする。4時に閉会。約二時間で横浜着。

201年に公開されたのが映画『ブラックホーク・テダウン』。実際にソマリアでおこった凄絶な「モガディシュの戦闘」(米軍を中心とする多国籍軍とゲリラとの市街戦)を描いている。原作は、マーク・ボウデンと言う人の小説『ブラックホーク・ダウン 、アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録』。そうか、公開からもう22年が過ぎたか。確か、横浜の本牧の映画館で、志村馨君と一緒に見た記憶がある。

映画の話はどうでも良いのだが、宮古島付近で10人の自衛隊員が乗ったヘリコプターが消息を絶ったが、未だにヘリコプターの発見には至らない。当然、乗組員の安否も不明である。そのヘリコプター「UH60JA」は、米軍の「ブラックホーク」の改良型とか。専門家の話では、救難を知らせる「メーデー」を発信する暇もなく墜落したと思われ、恐らく羽を回すローターの不具合ではないかと。また「撃墜」はあり得ないとのこと。もし撃墜されたならば機体の破片があり、誰かが「爆発音」などを聞いている可能性が大。と言っていた。搭乗していた方々の生存を祈るばかりである。

 


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