白雲去来

蜷川正大の日々是口実

ショーウインドーに映る自分。

2023-04-04 14:09:15 | 日記

3月尽(金)曇り。

大して飲んではいないのに、朝起きられなかった。昼前にようやく起きたが「春眠暁を覚えず」なんて気分ではなく、二日酔い気味。そうか昨夜、帰宅後に、録画しておいた一週間分の「舞い上がれ」を見ながら、飲んだことを思い出した。相棒の「黒霧島」を見たらかなり減っていた。食欲もなく、昨日に頂いたドーナツ2個とコーヒーで済ます。お腹が空いて目が覚めた60代の頃が懐かしい。歳には勝てん。

街を歩いていると、ショーウインドーに映る人がいる。何だ髪の毛の薄いジジイがこっちを見ていてる。と思って良く見たら自分だった。ガラスの具合が悪いのかもしれないと、歩きながら自分の映る所を探して、今度はしっかりと見ると、やはり先ほどのジジイは紛れもない私だった。

テレビを見ていて、たまに、「随分老けたおっさんだなぁー」と思い、その人の年令が表示されると、私よりも二つ、三つも若い人であったりして、嫌な気分にさせられることがある。もちろんその方に何の罪もない。自分では、普段歳のことを意識したことはないが、申込書か何かに年齢を書くとき、「72歳」と書くと、老いを実感する。もう人生に夢や希望などないが、楽しみは、満月を盃にくだきて暫し、ただ酔ひて勢(きほ)へよ。いやさすがに今日は休肝日とします。


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