4月11日(火)晴れ。
食欲がなく朝食を抜いた。昼食は、ドーナツ2個とコーヒー。夜は、大熊雄次氏やお世話になっている方たちと一緒に、御徒町の「吉池食堂」で一献会。その後、馴染みのお店に行くが、生憎休み。大熊氏が「カツオの美味しい店がある」とのことで「わらやき屋」というお店へ。本当に豪快に藁を燃やしてカツオを焼いている。塩とニンニクで頂いた。高知の「ひろめ市場」を思い出した。九時過ぎに帰宅。お世話になりました。
いつもご恵送頂いていてる雑誌に『月刊日本』がある。南丘喜八郎先生が発行人の保守系の雑誌であるが、その昔、やはり同じ名前の月刊誌があった。『総合誌・月刊日本』と言うもので、政策時報社という所が発行していた。その昭和51年の11月号の特集の中に「戦後ニヒリズムと暴圧=テロ時代の予兆」と題して、野村先生と山本次郎氏が対談を行っている。山本氏は確かペンネームと記憶しているが、一時期、随分と刺激的な論文を発表していた。今、ウイキペディアで検索すると、同名の任侠の方しかヒットしない。『月刊日本』の対談にも詳しい経歴はなく、単に「ネオフォルク同人」という肩書だけで紹介されている。確か、山本氏の著書が事務所の書棚にあったような記憶があるので、今度調べてみる。
その先生との対談は、その後、野村先生が昭和52年3月の「経団連事件」にて、公判を待つ間に出版された『友よ山河を亡ぼすなかれ』の中に収録された。その本は、良く知り合いから、欲しいと言われるのだが、残念ながら私も資料用として2冊を所蔵しているのみで、今では幻の本として、手に入らない。稀にアマゾンなどに出てくると2万円前後と言う値段で取引されている。安倍元総理銃撃事件などもあり、その貴重な対談を私の機関誌に掲載させて頂く。