10月14日(木)曇りのち晴れ。
なぜか朝起きられず、十時過ぎに目が覚めた。朝食は抜いた。昼は、ポークハムに目玉焼き添え、鶏のから揚げ、大根の味噌汁。夜は、近所の魚屋で買ったカツオとマグロの刺身、アスパラの天ぷら。お供は「黒霧島」。酔狂亭にて独酌。
スーパーで買った刺身や総菜を、そのまま出す女性がいることを知ってちょっと驚いた。そういうことに抵抗もない人がいるんだと・・・。私は、絶対にダメだ。なぜならば、器も料理の内と思うからである。我が家には、料理の器の量がかなり多い。来客が多かったこともあるが、料理によって器も変える、と言うのが常識だと思っているので、自然と食器が増える。例えば、サンマ専用の皿、干物などの皿、刺身を盛り付ける皿、煮魚用の皿と魚専用の物でも使い分けている。
お椀も味噌汁用とスープ用、シチュー用、肉料理には洋皿がデザインの違うものを用意する。なぜか、食事は「うるおい」だと思うからである。大した料理でなくとも、器次第では美味しそうに見えるし、テーブルも華やかになる。部屋がもう少し広ければ、季節ごとに食器を変えるのが夢だ。買ってきた総菜などをパックのまま出しても平気な人の神経が分からん。そんな女と一緒にならなくてよかったとしみじみ思う秋の空。