白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「殉職」という言葉の重さを理解しなければ。

2018-09-23 00:33:33 | 日記
九月二十一日(金)曇り。

昨日の酒が残りおり、不快な朝だった。まだ夏休みと言う上の子供に「飲み過ぎ」と朝から怒られた。子供と二人で、イワシの背開きをした干物、冷奴、卵ときくらげのスープの朝食。寒い一日だった。夜は、久しぶりに豚肉を使って鍋にした。〆はラーメン。さすがに家族の目もあって、休肝日とした。

先日のベルリンマラソンで、ケニアのキプチョゲが何と、二時間一分三十九秒の世界新記録をマークしたのにはたまげた。これまでの記録二時間二分五十七秒を、なんと一分十八秒も大幅に破った。昔からベルリンのコースはフラットで記録が出やすいと言われているが、この記録はケタ違いだ。驚異的なのは、最後の二・一九五キロを六分七秒で走ったことだ。これは五千メートルに換算すると、十三分五十五秒のペースと言う。「フルマラソンで、これほどのラストスパートは未だかつて見たことがない」。と解説者は言っていた。ちなみに今年の大学選手権の五千メートルの優勝者は、日大の留学生選手のワンブイが十三分四十五秒だから、十秒しか違わない。テレビで見たかったなぁー。生きているうちに、マラソンで二時間切りをする選手を見ることが出来るかもしれない。

仙台の交番の警察官が刺殺された。その犯人を射殺したことで、また人権屋が騒いでいるとか。拳銃を所持している警察官に刃物や例え本物ではないとしてもエアー・ガンを撃ったら、「射殺されるかもしれない」ということを分からないと言うのは、ある意味で怖い。日本では、おかしなことに、被害者よりも加害者の人権が尊重されることがままある。突然、人生を絶たれた若い警察官が可哀そうである。「殉職」という言葉の重みを、日本人はもう少し理解し、重く受け止めるべきと思う。合掌。

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