九月三日(月)曇り後雨。
台風がヒタヒタと近づいている。と言っても我が町横浜は文字通りの嵐の前の静けさである。朝食は、久しぶりにマルシンのハンバーグ、ポークハム、目玉焼き。昼は、盟友が来訪し、平沼の蕎麦屋の名店「角平」にて「つけ天そば」。偶然にもお世話になっている方、二組とお会いしご挨拶させて頂いた。その後、盟友とお茶。高校の同級生も合流して、話が弾んだ。東京に帰る盟友を横浜駅まで送ってから、書店へ。『無私の日本人』(磯田道史著・文春文庫)、『逝きし世の面影』(渡辺京二著・平凡社ライブラリー)を購入。ワゴンセールにて『北京歴史散歩』(竹中憲一著・竹内書店新社)を購入。他に欲しい本が幾冊かあったが、懐具合を考えて断念した。
昨日放映されたNHKの「未解決事件」、「警視庁長官狙撃事件-私が真犯人だ」は、中々見ごたえがあった。犯人であると名乗り出た中村泰は、若い頃に引き起こした事件で千葉刑務所に服役。その時に、「河野邸焼き討ち事件」にて服役中だった野村先生と知り合う。そこで野村先生に「人民革命軍」の創設を相談したとあるが、私はそんな話を野村先生から聞いたことが無い。私が発行した『野村秋介獄中日記・千葉刑務所編』にも中村らしき男に関しての記述もない。よってそれほど獄中で野村先生と深い付き合いをしていたとは考えにくい。
事件が時効になる直前に私の所へも捜査員が来たが、「知らない」と答えた。この中村泰に関しては「スーパー・ナンペイ」の従業員射殺事件に関しても、関与が疑われ、随分前だが事件のあった所轄の警察から事情聴取を受け、更に『週間朝日』からも取材を受けたことがあった。今回のNHKの番組に関しても、事前に番組のプロデューサーと何度かお会いして、野村先生の写真や千葉刑務所でのこと、そして本編に登場する野村先生の盟友であった岩田晃さんを紹介させて頂いた。(私が発行している月刊『燃えよ祖国』に岩田さんの「秋さん哭いてくれ」が連載されている)
かつて会った捜査員も今回のプロデューサーからも、中村が私と会ったことがあると言っていると聞いたが、全く記憶にない。また、中村は野村先生の『さらば群青』を愛読しており、話が野村先生のことになると、涙を流すとも聞いた。事情通によれば、長官銃撃事件は、何としてもオウムの事件として立件したく、それ以外の者が真犯人であると、オウム犯行説をとった先輩の顔に泥を塗ることになる、と真剣に中村を追わなかったとの節が有力とのこと。今回のNHKの他に、何年か前に民放(何処の局か忘れた)が中村のアメリカでの足取りを追ったものを見たことがある。それと今回の番組を見る限り、中村は限りなくクロに近いと思う。今月六日に放映される事件を題材にした「劇」も楽しみである。ちなみに新潮文庫より鹿島 圭介著の『警察庁長官を撃った男』という本が出ている。
夜は、酔狂亭にて、ロツポウ、シチケン程度のカツオ、「能登屋」のさつま揚げ、冷奴。お供は「赤霧島」。
台風がヒタヒタと近づいている。と言っても我が町横浜は文字通りの嵐の前の静けさである。朝食は、久しぶりにマルシンのハンバーグ、ポークハム、目玉焼き。昼は、盟友が来訪し、平沼の蕎麦屋の名店「角平」にて「つけ天そば」。偶然にもお世話になっている方、二組とお会いしご挨拶させて頂いた。その後、盟友とお茶。高校の同級生も合流して、話が弾んだ。東京に帰る盟友を横浜駅まで送ってから、書店へ。『無私の日本人』(磯田道史著・文春文庫)、『逝きし世の面影』(渡辺京二著・平凡社ライブラリー)を購入。ワゴンセールにて『北京歴史散歩』(竹中憲一著・竹内書店新社)を購入。他に欲しい本が幾冊かあったが、懐具合を考えて断念した。
昨日放映されたNHKの「未解決事件」、「警視庁長官狙撃事件-私が真犯人だ」は、中々見ごたえがあった。犯人であると名乗り出た中村泰は、若い頃に引き起こした事件で千葉刑務所に服役。その時に、「河野邸焼き討ち事件」にて服役中だった野村先生と知り合う。そこで野村先生に「人民革命軍」の創設を相談したとあるが、私はそんな話を野村先生から聞いたことが無い。私が発行した『野村秋介獄中日記・千葉刑務所編』にも中村らしき男に関しての記述もない。よってそれほど獄中で野村先生と深い付き合いをしていたとは考えにくい。
事件が時効になる直前に私の所へも捜査員が来たが、「知らない」と答えた。この中村泰に関しては「スーパー・ナンペイ」の従業員射殺事件に関しても、関与が疑われ、随分前だが事件のあった所轄の警察から事情聴取を受け、更に『週間朝日』からも取材を受けたことがあった。今回のNHKの番組に関しても、事前に番組のプロデューサーと何度かお会いして、野村先生の写真や千葉刑務所でのこと、そして本編に登場する野村先生の盟友であった岩田晃さんを紹介させて頂いた。(私が発行している月刊『燃えよ祖国』に岩田さんの「秋さん哭いてくれ」が連載されている)
かつて会った捜査員も今回のプロデューサーからも、中村が私と会ったことがあると言っていると聞いたが、全く記憶にない。また、中村は野村先生の『さらば群青』を愛読しており、話が野村先生のことになると、涙を流すとも聞いた。事情通によれば、長官銃撃事件は、何としてもオウムの事件として立件したく、それ以外の者が真犯人であると、オウム犯行説をとった先輩の顔に泥を塗ることになる、と真剣に中村を追わなかったとの節が有力とのこと。今回のNHKの他に、何年か前に民放(何処の局か忘れた)が中村のアメリカでの足取りを追ったものを見たことがある。それと今回の番組を見る限り、中村は限りなくクロに近いと思う。今月六日に放映される事件を題材にした「劇」も楽しみである。ちなみに新潮文庫より鹿島 圭介著の『警察庁長官を撃った男』という本が出ている。
夜は、酔狂亭にて、ロツポウ、シチケン程度のカツオ、「能登屋」のさつま揚げ、冷奴。お供は「赤霧島」。