四月十八日(金)雨。
雨の日は、花粉も飛ばないのだろう、幾らか楽だ。午前中に来客あり。オバマ来日のことやTPP、集団的自衛権などの極めて真面目な話を一時間ほど。いくらコーヒーはブラックで飲んでいてもオバマは支持できない。余りにも日本を軽視している。TPP交渉もオバマに気を遣わず国益を守って貰いたいものだ。
巷では、奉職する高校の入学式を欠席して、自分の子供の入学式に出席した高校の教諭のことで賛否両論、世間の耳目を集めていると言う。ケッ笑わせてくれるじゃネェの。こんなことで騒ぐこと自体、平和な証拠、いや暇を持て余しているのかもしれない。公務員と言うのは、言うまでもなく「公に奉仕する」ことが前提ではないか。それを放棄して「私事」を優先することのどこに公務員としての大義がある。大体、幼稚園や小学生ではあるまいし、高校の入学式に親が付いて行くと言う「幼児性」の方が問題ではないか。
世界の子供の通学路を題材にした映画が話題になっていると言う。予告編でしか見ていないが、その子供たちのことを考えたなら、高校生にもなった子供に、「一人で行って来なさい」と何故言えぬか。もう少し子離れしなさい。
韓国では、大型のフェリーが転覆するという大惨事が起きている。修学旅行で乗り合わせた高校生児童が随分と行方不明になっていると言う。同世代の子供を持つ親として、行方不明の人たちの無事と、一日も早い救出を願っているが、心配は他にもある。そのフェリーはかつて日本で就航されていた物を韓国に売却したとのこと。転覆の原因が、「日本製の船」であるとか言う難癖をつけてこなければ良いのだが。何たって、ありもしない慰安婦の「従軍」や「強制連行」を言いだし、今度は解決済みの「戦時徴用」を「国策」として問題にしている国だからなぁー。渡部昇一ではないが「萬犬虚に吠える」の例えもある。
あんまり目のかゆみがひどいので眼科に行った。アレルギーを直す目薬を貰って来たが、早く良くなれば良いのだが。出かけようとも思ったが、こんなコンディションで狭斜の巷に出ても楽しめないと思い、結局酔狂亭で月下独酌。