白雲去来

蜷川正大の日々是口実

熊さんと八さんと小保ちゃんと。

2014-04-15 13:53:24 | インポート

四月十四日(月)曇りのち晴れ。

いつの頃からか、突然花粉症で悩まされるようになった。目のかゆみとくしゃみ。愚妻は医者に行けと言うのだが、これ以上薬を増やすのが嫌で何とか我慢している。先日、ダイキンのエアークリーナーを買って部屋に置いたら、多少は症状が治まるようになった。この時期に、スギの花粉を退治する仕事があっても良いと思うのだが。杉の花?の部分を剪定してしまうとか、何とかならないものだろうか。

そう言えば、STAP細胞の小保方さんの記者会見。中継しなかったのはテレビ東京だけというから凄い。何が凄いのかと言えば、中継しなかったテレビ東京の良識がである。例によってワイドショーなどは、肝心のSTAP細胞のことよりも、彼女の着ている服や髪型、アクセサリーを大真面目に論じているのだから、全くおめぇーら暇だな。そう言いながら、そんなくだらん番組を見ていたこちらもアホか。

こういう話がある。熊さんが八さんに、「昨日凄い馬鹿を見たよ」。「どんな馬鹿だい」、「餌も針もつけずに二時間も釣りをしている奴がいたんだ」。「嘘を言うなよ、そんな馬鹿がいる訳ねぇや」。すると熊さんは、「嘘じゃネェよ。俺も二時間見ていたんだから」。私も、考えてみれば、この類かも知れない。

STAP細胞話を、いや馬鹿話もう一つ。

ある時、精神病院で、入院患者が風呂場で釣りをしていた。それを見た担当の医者が、「釣れるかい?」と尋ねると、釣りをしていた患者が「お前バカか。風呂場で魚が釣れる訳はねぇよ」。

STAP細胞が、どうもSTOP細胞になって、本来ならばレジェンドになった小保方さんが、ジ・エンドになったという訳か。でも理研も、もう少し研究させてあげればいいんじゃないの。完全なものになったなら、それは日本と日本人の凄さの証明になるのだから。しかし、皆、おんなの涙には弱いなぁー。それにしてもSTAP細胞って何だ。

どうも歳のせいか、「細胞」と聞くと、共産党の工場や地域に設けられる基礎組織が頭に浮かぶ。そう言うあっしも古ーい人間なんでしょうかねェ-。

夜は、酔狂亭にて月下独酌。


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「群青」で泣けた。

2014-04-15 10:33:40 | インポート

四月十三日(日)晴れ。

良い天気である。昼過ぎから、一時間半ほど歩いた。当然ながら、普段は車で素通りしている見慣れた町も、歩いていると様々な発見があるから楽しい。いつ開店したのか、こじゃれた「手打ち蕎麦とうどん」のお店を見つけた。更に、その先には、こじんまりとした韓国料理の店がある。一度行ってみたいと思った。空腹だったので、蕎麦屋に入ってみようかと思ったが、断食から帰って来て以来、カロリー制限をしているので、ぐっと我慢した。

午後から、晩酌の肴を求めて松原商店街へ行った。しかし残念ながら「カツオ」との遭遇はなく、「魚幸」でマグロのブツ切りを買った。他は、野菜やキムチ、鶏肉を仕入れた。まっすぐ帰ろうかとも思ったが、あきらめきれずに根性で「そごう」の地下へ「カツオ」を探しに行ったが、ここにもなかった。うーんついていない。

夜は、「連合艦隊」を見ながらの酒。この映画は何度も見ているが、冒頭の森繁と息子が、「三高」の寮歌を歌い合うシーンが好きだ。そして大和の出撃の場面もいい。昔、「太平洋の翼」と言う映画でも、援護する飛行機もなく特攻出撃する大和に、訣別の激励飛行をする場面がある。「連合艦隊」にも似たようなシーがあったが、そう言えば監督は同じ人だった。最後に流れるのが「群青」である。酔いもあって涙が流れて仕方がなかった。

「太平洋の嵐」「太平洋の翼」「太平洋の鷲」の三部作は私の好きな映画だ。


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親子鷹。

2014-04-15 09:55:53 | インポート

四月十二日(土)晴れ。

今日は、愚妻と共に神宮球場に六大学リーグの法政VS早稲田戦を観戦に行くために東京行き。新橋駅にて隠岐康氏ご夫妻や隠岐氏の友人氏と待ち合わせ。早く着いたので駅周辺を散策した。野村事務所が赤坂見附にあった頃は新橋で降りて、天気の良い日は歩いて事務所に行っていたので、SL広場の周辺は見慣れた景色だった。しかしそれももう二十年以上も前のことだ。人も変われば、当然街並みも変わる。植木等のギャグではないが「お呼びでない」。

隠岐氏らと合流して神宮へ。今日は野球観戦と言うよりも、法政大学の応援団長として活躍している隠岐氏のご子息、龍一君の応援団長ぶりを見学に来た。私は、陸上競技以外のスポーツには余り興味がない。神宮がヤクルトの本拠地ということぐらいは知っているが、ヤクルトの選手の名前を一人も知らない。

龍一君と初めて会ったのは、彼が小学生の低学年の頃だった。その後、幾度かお会いしているが、この二三年はご無沙汰。久しぶりに会った彼の凛々しい姿に、正直言って感動した。応援団ということもあって学生服姿がとても様になっているのだ。それに試合の応援パンフレットの表紙にも彼の写真があって、さらに感動。

試合が始まっても、ほとんど試合を見ずに応援ばかり見ていた。団長ということもあって、要所々の所で応援の指揮を執るのだが、そのカッコの良いこと、ホレボレしてしまう。また、出番のない時は、座って試合を見ているのだが、ただ座っている、後ろ姿もきまっている。後ろ姿が絵になる男なんて、そうザラにはいない。愚妻もカッコイイを連発していた。

現在の隠岐氏の温厚な人柄からは想像がつかないが、実は、隠岐康氏も、青山学院時代は応援団長として活躍した。正に親子鷹という訳だ。女の子しか育てていない私にとっては、実に羨ましい限りだ。

試合は、全く法政が良い場面を作れず、応援も堪能したので、五回で退席。初夏を思わせる良い天気なので、銀座の「ライオン」で喉湿し。ライオンは今年で開店八十年を向えたそうだ。店内は創業当時とほとんど変わっていないということ。このお店の「アイスバイン」(骨付き、塩漬け豚のスネ肉を茹でたもの)が好きだ。土曜日とあって、店は満席。したたか飲んで解散。


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