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白雲去来

蜷川正大の日々是口実

泣いた女が馬鹿なのか。騙した男か悪いのか。

2013-06-20 16:19:01 | インポート

六月十九日(水)曇り後雨。

いつも世間を騒がせるのが「投資話」で騙した?側と騙された人たち。そんなニュースを見ると、いつも頭に浮かぶのが、「泣いた女が馬鹿なのか。騙した男か悪いのか」という西田佐知子の歌。

牛の投資話で、安愚楽牧場の女社長が逮捕されたとか。お決まりの配当を出すための自転車操業。この会社の広告塔だったのが現在民主党の代表である海江田万里。(どうも海江田万里と聞くと、すぐに海原千里、万里と続けたくなる)まだ海江田が政治家になる前の二十年も前のことらしい。彼が、「いい投資話」と言うものだから信用して投資したら損をした。金返せ。と訴えている人たちがいるそうだ。私は、海江田のことなど好きではないが、今回のことは、海江田が可哀そうだと思う。

訴えた人たちは、二十年も前の海江田の話を信じて安愚楽牧場に投資したのだろうが、恐らく、その頃は、幾ばくかの配当を手にしていたのに違いあるまい。例え、実態が自転車操業であっても、配当を渡さなければ、二十年も続くわけがない。最近の人たちはともかくとして、二十年前に投資した人たちは、そのころから無配当だったのだろうか。そうではあるまい。良く分からないが、元本が返ってこないから騒いでるとしたら、余り同情できない。

儲かって、配当を貰っている時は、知らん顔、当たり前で、損をしたから金を返せでは、世間は通らないだろう。では、間違って、儲かって元本の二倍も三倍もの配当を貰ったなら、その人たちは、海江田に「貴方のお蔭で儲かりました」と言って、お礼をするのだろうか。する訳がない。投資話が「詐欺まがい」であるかどうかは、自己責任だと思う。二十年前に海江田の宣伝を信じて投資した人たちは、二十年間一度も、配当を貰わずに、損ばかりしていたのだろうか。海江田さん。その人たちに聞いたらいいのに。

また、五千万円も投資した人がテレビに出ていた。そんなにお金があるのならば、もっと増やそうなんてことを考えずに、地味に生きることを考えた方が体に良いと思うのは、貧乏人の僻みか。

今日は、私が相談役の末席を汚している大行社の定例会議。機関誌「大吼」の編集も終わったし、ホッと一息。十月に、大行社が台湾の桃園県に建立した蒋介石の銅像の二十年祭がある。台湾を襲った大地震で、破損したらしいが、若い人たちが、桃園県の公園管理課の人たちと力を合わせて修復したと報告があった。大行社の皆さんは本当に良く頑張っている。私も過去二回、その記念式典に参加しているので、今年も何とか参加してみたいと思っている。


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