白雲去来

蜷川正大の日々是口実

シラフな体に慣れて行く自分が怖い。

2011-05-02 10:42:25 | インポート

四月三十日(土)晴れ。

 散歩をしていると、ツツジが美しいのに目を奪われる。胃の調子が悪いので、かかりつけの内科に行けば、今日は休み。いつもは土曜日は午前中のみ診療しているのに残念だった。そのまま、井土ヶ谷駅まで歩き、整形外科に行っていた愚妻と合流して、また歩いた。

 今日で四月も終り。私だけではないだろうが、歳をとると月日の経つのが、ことのほか早いような気がする。一年などアット言う間だ。ツツジが美しいなどと言っている間に歳をとって行くのだから油断がならない。

 外に飲みに行くことが減った分、映画を見たりや読書をする時間が増えた。岐阜の細川先生からメールで教えていただいた「最後の黒幕・朝堂院大覚」(大下英治著・竹書房)と、「いねむり先生」(伊集院静著・集英社)の二冊を買ったが、すぐに読了してしまった。吉村昭の「三陸海岸大津波」と「関東大震災」(文春文庫)も読んでしまったし、仕方がないので、DVDをレンタルして見た。

 酒を飲んでいると、いつまでもテーブルが片付かないが、食事だけだとすぐに片付いてしまい、後は手持ち無沙汰となる。そこで、読書するか原稿を書くか、最後の手段として映画を見る。テレビはくだらんので、ニュースか報道番組、あるいはよほど良い番組がなければ見ないことにしている。

 シラフでいられることに慣れてゆく自分が怖い。あーあ一杯飲みてぇーなぁー。


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今日も散歩にいそしんだ。

2011-05-02 10:40:51 | インポート

四月二十九日(金)晴れ。昭和の日。

 私達、昭和の生まれのものにとっては、今日は旧天長節。起床後に玄関に日の丸を掲げ、多摩御陵を拝する。

 午後から、家族で、東戸塚のダイエーや西武の入っているオーロラシティーとか言うところまで買い物に出かけた。もちろん歩きである。歩いていて感じることだが、いつも車で通っている道の風景が違って見えたり、新しい発見があるので楽しくなる。

 東戸塚のダイエーに行く途中に、境木地蔵というものがある。境木地蔵(さかいぎじぞう)は、地蔵菩薩を祀る仏堂で、旧東海道の武蔵国と相模国との国境いにあたることから、この場所に武蔵国と相模国の境であることの標識が立てられたそうだ。そこが旧東海道の権太坂の頂上で、箱根駅伝の「花の二区」にある権太坂のことではない。

 伝承によれば、鎌倉の由比ガ浜に漂着した地蔵菩薩像を漁師が浜に祀ったところ大雨で流出してしまい、数年後腰越に流れ着いた。夢で地蔵から江戸の方へ行きたいと告げられた漁師は、像を牛車に乗せて運んだが、当地で車が動かなくなってしまった。漁師から地蔵像を託された村民は、夢告により地蔵堂を作り安置したところ、村が繁盛したという。堂が建立されたのは、万治2年(1659年)である。

P1000121 ※境の木のモニュメント。

 しばらく買い物をしてから自宅に戻った。夜は、ここの所、ずーっと食事をすると胃が重たく、調子が悪いので、早めに寝ることにしている。早くこの違和感から解放されたいと思っている。


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