五月五日(木)曇り。
昨日とは打って変わって曇りである。遅い朝食の後に散歩に出た。今日のコースは、我が家から弘明寺まで行き、そこから地下鉄に乗って、上大岡駅まで出て、デパ地下で夕食の買い物をして、戻るという長い散歩となった。京急の駅ビルの地下には、私の好きな揚げ物屋の能登屋がある。私は練り製品が好きで、美味そうなものを見るとつい買ってしまう。その中でも、大口商店街に本店のある能登屋のファンだ。もちろん鹿児島のものも美味しいが、取り寄せに時間がかかる。大根おろしと、能登屋のさつま揚げで、ビールでも飲むか。
昨日読了したのが、アレクサンドル・コルガノフ著、内藤一郎訳、ハヤカワ文庫NFの「Uボート、出撃せよ」。先の大戦におけるドイツのUボートの艦長、ギュンター・プリーン大尉のドキュメンタリである。彼のU47は、大西洋の敵港で敵艦を撃沈するなど輝かしい戦績を上げ、“スカパフローの牝牛”と称された。読んでいるうちに、DVDとなっている「U47出撃せよ」の原作かと思って調べてみたら、どうもそうではないらしい。
私は、潜水艦映画のファンで様々な物を見たが、その中でも「U47出撃せよ」は好きな映画だ。読み終えた、ハヤカワ文庫が面白かったので、事務所においてあるDVDコレクションを取りに行ってもう一度見てみようと思っている。