白雲去来

蜷川正大の日々是口実

怒涛のように続く、忘年会。

2009-12-06 10:32:17 | インポート

十二月五日(土)雨。

 小春日和で、ウキウキすれば、すぐに今日のような寒い雨の日がある。朝食後は、機関誌の発送作業を行なった。正午過ぎには完了。今月号から、印刷部数を大幅に削減した。申し訳ないが今まで、贈呈させて頂いた分を、カットしたのである。その数二百余部。細かい話で恐縮だが、郵送料や印刷費を入れると、約五万円ほどの節約になる。街宣などの街頭行動を行わない代わりに、機関誌などの、いわゆる言論で戦わなければならないのに、後退するのは残念だが、本丸まで潰れてしまっては、運動どころではない。機関誌の発行という、絶対国防圏を死守しなければ。

 

 五時半に、内川徳彦君などの大行社横浜支部の人達に迎えに来て頂き、七時より開催される大行社世田谷支部の忘年会に出席。途中、道路が渋滞していたために、十五分ほど送れて到着。席に着く暇もなく、来賓としての祝辞を依頼される。中華料理と、「伊佐美」に舌鼓を打って、九時に終了。自宅に戻り、早目に布団に入った。

         ㈱二十一世紀書院忘年会。

 12月26日(土)午後6時~8時。場所は中華街です。会費が少々高いので(¥15、000)恐縮ですが、ご都合が宜しければ是非ご参加下さい。ご出席をご希望の方は、会社の直通携帯にご連絡下さい。(090ー6300-7075)案内状をお送り致します。尚、遠方の方は、ホテルの手配もさせて頂きます。

 どなたでもご参加できます。美味い焼酎と中華料理を肴に、いざわが友よ、まず一献!


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国民の目線とは何だ。

2009-12-06 10:08:24 | インポート

十二月四日(金)晴れ。

 上の子供が熱を出して学校を休んだ。今流行のインフルエンザではないかと、我が家は大騒ぎ、しかし、午後になっても熱は三十八度を超えず、まあ単なる風邪かと安心した次第。

 それでも心配なので、家人を事務所に行かせて、機関誌の印刷をやらせて、私は一日自宅で、パソコンに向い、子供の傍にいた。我が家は、夫婦の担当が逆なんです。

 

 現在発売中の「週刊新潮」に連載されている、藤原正彦氏のコラムに大変興味深い文章があった。それは政治家が度々口にする「国民の目線に立って」という言葉が、「政治の本質」だとしたら、民主主義と言うものは「悪い主義」だというのだ。政治が国民の目線に立ったら国が滅びる、とまで言っている。なぜならば、国民の目線は古今東西、常に低く、気まぐれであるとして、ナチ、ブッシュ、小泉首相の例を挙げている。

 例えば、ヒットラーは再軍備のため国際連盟を脱退し、その五年後にオートリアを併合したが、その時のナチの支持率は、九十五パーセントもあった。ブッシュがイラク戦争を開始した時は、国民の七割もが彼を支持をした。

 わが国でも、郵政改革を訴えて戦った小泉首相を圧倒的に国民は支持したが、四年後、その抜本的見直しをマニュフェストに掲げた、民主党が、こんどは歴史的な勝利を収めた。

 

 このように、「国民の目線」、すなわち衆愚につながると指摘している。古代ローマは、国民に「パンとサーカス」を約束して、衰退して行ったが、民主党も、子供手当てや高速道路の無料化という「パン」と、事業仕分け、といった「サーカス」のパフォーマンスで、国が疲弊して行くとは、「産経抄」が書いていた。

 

 常に現金欠乏症の我が家では、デフレで物価が安くなるのはありがたいが、景気が悪くなれば、我々のような浪人を支えてくれる人が少なくなる。全て政治のせいにすれば、取り敢えず溜飲を下げることは出来るが、まず自身の努力が大切だ。家で酒を飲んでいる場合ではないか・・・。


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