
私がブログを始めて3年が経過しました。当時からお付き合いのあったSUBALさんのブログのサイドバーに「本棚」があります。お気に入りの蔵書をスマートにまとめてあり、これはココログのサービスの一つかな、と思っていました。ところが最近お付き合いの始まった「とねさん」のブログにもこの本棚が見つかりました。無料で使える「ブクログ」というサービスであることが私にも分かって、利用してみることにしました。登録出来る本はアマゾンの商品データーベースを利用しているので、アマゾンに無いものは扱えませんが、それでも自分の頭の中や現実の書架の整理にも役立つだろうと考え直しました。古本も登録出来るのですが、見栄えを考えて、書籍の画像があるものを扱うことにします。
本が扱えるのは当然ですが、CDやDVDが登録出来ることを確かめるために、私の持っているレアなCDで実験してみることにしました。アマゾン>DVD・ミュージック・ゲームと進んで、検索窓に[Kardes Turkuler]と打ち込んでやると、私が持っているCD"DOGU"が出て来ました。それで最初に登録するアイテムはこれに決定。早速ブクログのアカウントを取得して、このCDを登録することが出来ました。だから今日時点での登録アイテムはまだ一つです。
トルコのバンド"Kardes Turkuler"(友愛の歌)を知ったのはいつか、正確には思い出せません。3年ほど前にYouTubeで以下のビデオクリップを見て注目したのです。
また紐育の希臘人商店から購入したエレフセリア・アルヴァニタキのCDで聴いた事のある曲を歌っていることが分かり、断然興味をそそられました。
トルコの音楽に関する日本語情報は極めて限られているのですが、嶋田丈裕さんの「トルコ (Turkey) の音楽について」という優れた解説を読んで、イスタンブールのKALANから直輸入することにしました。実際、現物が届くまで不安で仕方がありませんでした。Kardes Turkulerについては、嶋田さんの解説を参照していただくことにして、この"DOGU"という題名は「東」という意味で、アナトリアから見て東の民族音楽を原語で歌っています。Bingolはアルメニア語で、以下のAsfurはアラビア語で歌われています。
"DOGU"で最も心に残った2曲です。
さて岡本真夜の「そのままの君でいて」が話題ですが、私が3年ほど前に発見したのはトルコ版「小指の思い出」です。そのイントロです。
ギリシャ人は日本の演歌に違和感が無いとこは分かっていますが、トルコ人もきっとそうでしょう。
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本が扱えるのは当然ですが、CDやDVDが登録出来ることを確かめるために、私の持っているレアなCDで実験してみることにしました。アマゾン>DVD・ミュージック・ゲームと進んで、検索窓に[Kardes Turkuler]と打ち込んでやると、私が持っているCD"DOGU"が出て来ました。それで最初に登録するアイテムはこれに決定。早速ブクログのアカウントを取得して、このCDを登録することが出来ました。だから今日時点での登録アイテムはまだ一つです。
トルコのバンド"Kardes Turkuler"(友愛の歌)を知ったのはいつか、正確には思い出せません。3年ほど前にYouTubeで以下のビデオクリップを見て注目したのです。
また紐育の希臘人商店から購入したエレフセリア・アルヴァニタキのCDで聴いた事のある曲を歌っていることが分かり、断然興味をそそられました。
トルコの音楽に関する日本語情報は極めて限られているのですが、嶋田丈裕さんの「トルコ (Turkey) の音楽について」という優れた解説を読んで、イスタンブールのKALANから直輸入することにしました。実際、現物が届くまで不安で仕方がありませんでした。Kardes Turkulerについては、嶋田さんの解説を参照していただくことにして、この"DOGU"という題名は「東」という意味で、アナトリアから見て東の民族音楽を原語で歌っています。Bingolはアルメニア語で、以下のAsfurはアラビア語で歌われています。
"DOGU"で最も心に残った2曲です。
さて岡本真夜の「そのままの君でいて」が話題ですが、私が3年ほど前に発見したのはトルコ版「小指の思い出」です。そのイントロです。
ギリシャ人は日本の演歌に違和感が無いとこは分かっていますが、トルコ人もきっとそうでしょう。
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>Bingolはアルメニア語で、以下のAsfurはアラビア語で歌われています。
トルコとアルメニアは仲が悪く、国交も樹立できないままですが、トルコ人の中には理解のある人もいるのですね。
ところで"DOGU"にはクルド語の歌も収録されているのでしょうか。
トルコがEUに加盟したくてもまだ出来ない理由の一つがアルメニア問題ですね。
http://ww1.m78.com/topix-2/greco-turkish.html
ハリス・アレクシーウはテーベの生まれですが、彼女の両親はイズミールからの引揚者です。
アルバム"DOGU"でアルメニア語で歌われて歌われているのはBingolのほかにHAYNRINAです。クルド語はKERWANEとDE BILA BETOの2曲です。
私の知っているクルド人歌手はAhmet Kayaと Ciwan Hacoです。
http://www.youtube.com/watch?v=H4YmLSAmp_0
イズミールはギリシャ語だとスミルナですね。
トルコ共和国成立後、トルコとギリシャは住民交換という大胆なことをやってのけましたが、何万人というギリシャ人がトルコからギリシャ本土に移住しましたね。引き揚げのギリシャ人たちの文化は、ギリシャ本土のギリシャ人たちのそれとはかなり異なると聞いています。
余談ですが、トルコ語にはギリシャ人を意味する言葉が二種類あります。ギリシャ本土のギリシャ人はYunan、ギリシャ本土を除く旧オスマン帝国領に住むギリシャ人はRumです。Rumとは「ローマ人」という意味。つまりビザンツ帝国の末裔ですね。あと、ギリシャ共和国のことをトルコ語ではYunanの国、ということでYunanistanといいます。
学生時代、オスマン帝国のことを勉強し、トルコ語も少しかじった私は懐かしい話題です。
トルコ語既習の方とは驚きました。トルコ語のページはGoogle翻訳で何とかしのいでおりますが、今後はお知恵を拝借したいです。
私の持っているDVDでトルコに住むギリシャ人を"Rum"と呼ぶことを画面で確認出来ました。
>引き揚げのギリシャ人たちの文化は、ギリシャ本土のギリシャ人たちのそれとはかなり異なる
これも描かれていました。このDVDの紹介記事を書くことにします。
この種のモノに特別な意味付けをしたい気持ちは分かるけど、「超訳」はイタダケナイですな。
トルコ語までは手が回らないので現地のニュアンスまでは分かりません。自称百科事典の英語版ではSongs of Fraternityと訳されています。独語版ではLieder der Brüderlichkeitなので、こちらの方が近いのかも知れませんね。
政権交代以来、私たちが「友愛」という言葉に特別な意味合いを持ってしまったのでしょうか?