先日の「遊具の安全に関する基準 JPFA-S:2008」の説明会に出席して、一つだけ質問したロープウェイの基準について、これをきちんと実測して次の改定に役立てたいと考えていました。会社から遠くない市内の現場に比較的新しい製品が設置されているので、この場所を下見したいと思いました。既に設計と工場から数人が出かけて実測した現場です。
紙に簡単な地図を走り書きしてもらって車で出かけたのが昨日の4時過ぎです。前橋市に合併された旧大胡町のバイパスから左に曲がるような地図でしたが、細い道に迷い込んでしまいました。ゆっくり車を進めると眼に入ったのが遊動円木です。先日、市内の住宅団地内の公園でも遊動円木を発見しましたが、これは妙にモダンな遊動円木で、私たちが子ども頃遊んだものとはまるで違います。
これまでも「遊動円木を発見!」「遊動円木(94年前の遊具事故報道)」「遊動円木(絶滅危惧種3)」と3本の記事をこのブログに掲載して来ましたが、実際に触ったことは稀です。画像も営業担当者に依頼して集めたものです。このような昔ながらの遊動円木が会社から車で10分の近さに生存していたのです。幸運でした。
私の見たところでは、塗装されていますが、溶接の腕は確かなようです。グラインダーで修正されたような個所がないのです。ベンダーは使わず、エルボウと鋼管を使って構成されています。
しかし遊具としての配慮はされていないように思われました。
ブランコも同じ職人さんが製作したのは明らかでした。この日は雨が降っていて、夕暮れも近づいたのでここに長居は出来ません。後で寸法の測定、詳細な画像、そして動画でも記録したいと思います。絶滅危惧種ですからね。
会社に引き返して、別の人にロープウェイの設置してある「新堀公園」の場所を確認して再出発です。
やっと目的の公園にたどり着くことが出来ました。
↓ポチッと応援お願いします!
紙に簡単な地図を走り書きしてもらって車で出かけたのが昨日の4時過ぎです。前橋市に合併された旧大胡町のバイパスから左に曲がるような地図でしたが、細い道に迷い込んでしまいました。ゆっくり車を進めると眼に入ったのが遊動円木です。先日、市内の住宅団地内の公園でも遊動円木を発見しましたが、これは妙にモダンな遊動円木で、私たちが子ども頃遊んだものとはまるで違います。
これまでも「遊動円木を発見!」「遊動円木(94年前の遊具事故報道)」「遊動円木(絶滅危惧種3)」と3本の記事をこのブログに掲載して来ましたが、実際に触ったことは稀です。画像も営業担当者に依頼して集めたものです。このような昔ながらの遊動円木が会社から車で10分の近さに生存していたのです。幸運でした。
私の見たところでは、塗装されていますが、溶接の腕は確かなようです。グラインダーで修正されたような個所がないのです。ベンダーは使わず、エルボウと鋼管を使って構成されています。
しかし遊具としての配慮はされていないように思われました。
ブランコも同じ職人さんが製作したのは明らかでした。この日は雨が降っていて、夕暮れも近づいたのでここに長居は出来ません。後で寸法の測定、詳細な画像、そして動画でも記録したいと思います。絶滅危惧種ですからね。
会社に引き返して、別の人にロープウェイの設置してある「新堀公園」の場所を確認して再出発です。
やっと目的の公園にたどり着くことが出来ました。
↓ポチッと応援お願いします!
1000人を超える児童がいて、休み時間には誘導円木はフル稼働でしたが、在学中も卒業後もこれで大きな事故が起きたとは聞いていません。危ない遊具という認識は持っていませんでしたね。でも改めて考えると、危ないのですね。
私も小学校で遊びましたが、楽しい記憶しか残っていません。力学的に考えれば「ちゃんと危険」なのですが、これで怪我をしたという話は覚えていないのです。立って乗る事も出来ましたが、跨って乗りグリップがついていたと思います。
私が発見した遊動円木は鉄工所で作ったので丸太を使うという伝統的な工法に従っていないようです。
僕の小学校時代は両端に立った子が思い切り漕いで、座席が支柱の梁に当たるくらい高く持ち上げました。「文句無しに危険」でした。でもけがをした話はやはり耳にしませんでした。学校側の情報操作(緘口令?)はあったのかも知れません。でも馬乗り(あるいは馬跳び)遊びで怪我人が出て、一時禁止になったことは覚えています。遊具がないところでも子供は危ない遊びを求めていたのだと思います。赤チンの時代でしたからね…。
私たちも遊動円木を目一杯揺らして遊んだものです。ちゃんと危険でしたね。
赤チンが消えてから久しいですね。医者をやっている私の叔父は販売中止になる前に大量に買い込んでいたことを思い出しました。消毒薬として優れていたのですが、水銀が含まれていたのでFDAが水銀中毒の危険性を指摘して、日本では製造できなくなったのです。
Wikipediaで「マーキュロクロム液」を検索して分かったことです。