松尾芭蕉が、岩手県・平泉で詠んだとされる句の一節ですが、今回訪れたのは山梨県です (笑)
ここ数年、夏休みは 「おたっきーな旅」 をテーマに予定を組んでおりました。
一昨年は 「会津」 、昨年は 「土佐」
どちらも 「幕末とつり橋」 (←わけわからん) をテーマにした流れから、今年は 「十津川郷と谷瀬のつり橋」 へ行こうと計画を練り始めていたその矢先、諸事情によりこの計画がキャンセルとなった。
関東近郊で代わりに行けるところないかなー、などと沸々考えていたところ、ふと浮かんだのが、 「落日の新選組が最後の夢を追った場所・甲府城」 である。
その瞬間、いろいろな旅程と計画が脳裏に浮かびあがり、あっという間に出来上がりー (笑)
行きたい場所もあるので、やっぱり車でGOGOGOGOGO!
← ぞろ目記録達成 (笑)
山梨県は、現在放映中の 「花子とアン」 で注目を集めている場所であるが、ドラマも見てないし、 「赤毛のアン」 を読んだ記憶もない私は (オイ)、もりあがる各種イベントの誘いを振り切り (笑)、駅前にある武田信玄の銅像から数分の場所にある、甲府城跡 (現・舞鶴城公園) へ向かう。
とことん地味である。
← 武田信玄像
慶応4年、鳥羽伏見の戦いで敗れた幕軍とともに大阪から江戸へ戻った新選組は、江戸の西を守る要の城ともいえる甲府城を押さえるため、甲陽鎮撫隊と名を変えて甲府へ向かったのだが、勝沼あたりまで進軍したところで、板垣退助率いる新政府軍に甲府城が接収されてしまったことを知る。
甲州勝沼・柏尾で新政府軍と激突した甲陽鎮撫隊は甲府城を目の前にしてあっけなく敗退、一国一城の大名の夢は、たった1日の違いで潰えてしまったのである。
近藤さんや土方さんが到達できなかった甲府城の天守を押さえてきたぞー!
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翌日は、30年ぶり (!) の 「清里」 へ向かう。
← 八ヶ岳高原大橋。 つり橋じゃないけどw
・・・・・・なんとその頃の私が、毎年のように清里へ行っていたことからもわかるように、当時は清里・野辺山のメルヘンチックな高原旅行が流行っていたんですねー。
ちなみに今の清里は、往時のメルヘンチックな建物こそ残ってはいるが、全体的に活気がない (哀)
しかも一歩裏通りに入ると、メルヘンチックな建物が廃墟化しているところもあるようだ。
やはりここも夢の跡・・・・。
そんな中で、何回来ても変わらないのが、この場所・清泉寮だ。
お約束はコレ。
ひとくち舐めちゃった後だけど (爆)
車の運転ができなかった若かりし頃は、行きたくても行けなかった場所、JR鉄道最高地点 (1,375メートル) にも行ってきました。
・・・・・・テツかよ。 (否定できず)
野辺山高原を横断して長野県の佐久へ抜け、世界遺産に登録されたばかりの富岡製糸場の雰囲気を嗅ぎ取ってから (←寄ってない/笑) 帰宅。
お土産には横川SAで野沢菜とおやきと峠の釜飯。
・・・・・また食い物ばっかりだ。
本当は、富岡製糸場や周辺サービスエリアで売ってるとウワサされてた 「かいこの王国 (チョコレート)」 (←ビジュアルがグロいので、クリックする際は注意してね) を会社へのお土産にしたかったんだけど、それはまた今度だな。 エヘ。
先日、東北方面に進軍したかと思ったら今度は山梨に進軍ですね~(笑)
しかも、最後のネタは鉄道もの?やっぱりテツ旅じゃん?
武田信玄公の銅像を見ると、上越の謙信公の銅像を思い出します。新撰組の認識より、やはり戦国ですね。
とりあえず、土方さんたちが成し得なかった甲府城の天守を奪還できて彼らもきっと喜んでくれていることでしょう(笑)
清里のメルヘンチックな旅って?
そんなに流行っていたのですか????
し、知らなかった(-_-;)
昔から、メルヘンよりも温泉だったしな・・・
おはようございますー。
6日も休みがあれば、どっか行きたくなるのが人情じゃ (笑)
だけど失業してヒマになると、どこへも行かなくなるというのが、なんとも不思議な心理だよねww (←過去の例)
甲府を幕末と結びつけるのは、ムリがありますね。
そもそも新選組は、誰もココへ来ていないんだし (笑)
清里はねー、なんつーか悲しかったわ。
アンアン、ノンノの時代の若い娘っこが、ソフトクリームやクレープを片手に、きのこやコーヒーポットの形をしたメルヘンチックな建物の前を闊歩していたという華やかな時代があったんじゃよ。
・・・・・・・・今は廃墟に限りなく近い。
旅にも歴史あり。 ← 名言だな (爆笑)