Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

「燃えよ剣」 の世界

2011-05-14 06:05:21 | お祭り・イベント

2011年3月11日に起きた東日本大震災の影響で早々に中止が決定された 「ひの新選組まつり」

今年は第14回になるはずだった。 

まぁ、私はといえばすでに隊士としてパレードに参加するのは卒業していたわけだが、それでも毎年からんでいたイベントが中止といわれれば、それはそれで若干寂しい。

そんな折にみつけたのが、 「日野宿本陣文書検討会」 のイベントだった。

 

5月5日 『栗塚旭氏と歩く 「燃えよ剣」 ツアー』 『栗塚旭氏を囲む会&土方歳三176回目の誕生日』

5月6日 『栗塚旭氏と石田村を歩く ~石田散薬製造体験~』

5月7日 『新選組ファンの集い ~宮古・東北チャリティイベント~ 栗塚旭氏トークショー』

うわー。  栗塚さんまつり (笑)  

栗塚さんといえば、昭和40年代に多くの新選組ドラマで土方歳三を演じた知る人ぞ知る俳優さんで、今なお熱烈なファンも多く、かく言う私も一度はお目にかかっておきたいと熱望していた俳優さんである。

3日間ぶっ続けで参加したいのはヤマヤマなんだが、6~7日は仕事で抜けられないため、5日のみ参加の申し込みをした私である。

 

******* 

 

さて。

5月5日、天気は曇り。

12:00 に南武線の西府駅に集合だったのだが、結構早く着いてしまった私は、駅構内のトイレへ。

と・・・・なんとここで、数日前に知り合ったばかりの友人に偶然お会いしたので (なんつーところで/笑) ご一緒に駅構内で受付を済ませ、集合場所の公園へと向かう。

 

 

当初の募集人数を大幅に上回る、約100人が集結した公園は、すでに熱気あふれる場所と化している。 

そこへ登場したのが、茶色のジャケットにハンチング姿の栗塚さんだ。

もちろん実際にお会いするのは初めてなのだが、長年 (笑) 「新選組血風録」 や 「燃えよ剣」 のビデオを見まくっていたので、初めてお会いしたような気がしない。 

そして、映像の中の栗塚 @ 歳三さんは、終始ムスッとしている役どころなのだが、実際の栗塚さんは、きさくで、ちょっぴり毒舌で (笑) 、とってもおちゃめな方でした♪

 

本日の行程は、司馬遼太郎さんの 「燃えよ剣」 冒頭部分で、歳三が六社明神の祭礼 (くらやみ祭) の日に、七里研之助らと喧嘩をするため、沖田総司と伴に分倍河原へ向かうコースに、四代目襲名野試合の場所や猿渡家、六社明神 (大国魂神社) を合せた特別コースだ。

私、新選組の史跡は京都から函館まで歩いているのだが、ここはまったくもって未踏の地なので楽しみ 楽しみ。

しかも栗塚さんと一緒に歩・・・・・・ (強制終了)

 

 

 

一里塚近くの用水路には、石田散薬の原料となる牛革草が密生しており、藤棚にはちょっと短めの (笑) 藤の花。

 

 

 

正光院は、 「燃えよ剣」 の中で、沖田と土方が入り組んだ地図を地面に描きながら作戦を練った場所。 

ツアーの中でも、ご住職のお話を聞いた後に墓地の一角で再現 (笑)

 

緑豊かな遊歩道の道すがら、たまたま栗塚氏の隣に位置した私は、桜の話やらつつじの話やら藤の話やら、そこそこ風流な世間話をしながら、分倍橋へと向かう。 (ちょっと幸せ/笑) 

それにしても栗塚さん、参加者たちが 「足が痛い~」 と弱音を吐く中、足取りも軽やかに前へ後ろへと動き回っている。 

とてもとても御年70歳を超えているとは思えぬ素晴らしい剣客、いえ、健脚ぶりである。 

 

 

 

 

分倍橋は思ったより小さな橋で、イメージしていた小説の面影はない。 

この橋の下に回りこんで、土手を駆け上がる・・・・なんて今ではちょっと無理 (笑)

 

 

この分倍河原古戦場跡 (新田川分梅公園) にて小休止後、しょうぶ池横を通過して少し歩くと、ツアーは下河原緑道にはいる。 

この下河原緑道、昭和51年まで国鉄・下河原線が走っていた跡地だそうです。 

まっすぐな線路が目にうかぶわぁ。 

ああ、線路があった時代も見てみたかったなぁ。 (←テツかよ)

そしてそこはユーミンの世界。  

♪中央フリーウェイ 右に見える競馬場 左はビール工場 

ここから先、私の頭の中ではこの曲がリフレイン (笑)

 

武蔵野線の下をくぐり、府中競馬場をかすめると、妙光院そして、天然理心流が四代目襲名披露の野試合を行った日吉神社。

歳三が佐絵を夜這いに行った (^^;; 猿渡家の前を通って、六社明神 (大国魂神社)

 

 

 

今年のくらやみまつりは神事のみで神輿渡御はなく、唐櫃の渡御が行われるそうですが、例年のおまつりを見ていない私には違いがわからない。

だけど、うわさに聞いていた大きな太鼓が市内を練り歩く姿は、ちょっと見てみたかったなぁ。

 

*******

 

ちなみにこの日歩いた距離は19,114歩 (ケータイについてる歩数計調べ/笑)

どう考えても4キロの行程じゃないな、これ (爆笑)

さあ、この後は 『栗塚氏を囲む会&土方歳三176回目の誕生日』 ですが・・・・次回につづきます (笑)

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2 コメント

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心地よい疲れ (竹林(チクリン))
2011-05-15 23:45:07
ふうさん、こんにちわ。

当日は、心地よい疲れでよくお休みになられたのではありませんか?
『いい夢みろよ~
と、某お方でなくともいいたい気分です。

風流なお話を、憧れの?栗塚さんとしながらの散策は多分、素敵な時間だったと思います。
で、散策場面は土方さんの想い出の地。
つーか、小説でしょうが・・・。

日野の新選組まつりは残念ながら中止になってしまいましたが、また、別な楽しい時間が新選組ファンの方々と共有できたことは、ふうさんは当然ですが、日記を拝見して陰ながらではありますが、わたくしも楽しませていただきました。
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20000歩目前! (ふう)
2011-05-16 07:16:41
>ちくりんさん

おはようございます。

いよいよこちらでも始動いたします。
この日、たくさん歩くのは予想していたので、ふくらはぎには朝からテーピングしてました、実は (爆笑)
おかげで (?) 何の支障もなく歩き切りました!
普段はあまり歩く機会がないんですが、歩くことは好きなので、楽しかったですよ。
美しい新緑の中、しかも栗塚さんとご一緒に歩・・・・ (以下自粛)
休みの日に、テコテコ歩くのもいいねーと思ったふうでございます。

新選組の史跡は結構歩きましたが、小説の舞台は盲点でしたね。
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