着工から 100 年以上が経過しているのに、今なお建設中の 「サグラダ・ファミリア」 は、 2005 年にユネスコの世界遺産に登録されましたが、その部分的な登録が、当時話題になっていました。
その 「サグラダ・ファミリア」 に、今年ようやく (笑) 合法的な建築許可が下り、 2026 年に完成予定との発表が!
いやぁ、それにしても長いシエスタだったこと (笑)
さて。
シエスタといえば、激務が続く日本のサラリーマンは、時として、「ああ、シエスタが欲しい~」 とつぶやいたりいたしますが、シエスタ=昼寝ではありません。
スペインでは、一日のメインがランチなので、だいたい 13 時頃からランチタイムに入り、食後は 16 時頃までシエスタ。
働く人も自宅に帰って、家族とゆっくりランチタイムを取ることもあるようで、まぁ広い意味での 「休憩時間」 ということになるんでしょうかね。
パエリアなどのお米料理も、スペインでは夜に食べられることはほとんどなく、ランチに食べるものという認識があるようですよ。
・・・・・であるならば、スペイン人の心を学ぶためには、ランチにパエリアを食べねば! と思い立った私 (謎)
もちろん食べるからには、時間をかけて炊き上げた、美味しいパエリアが食べたいので、お店選びは慎重に・・・・・と調べていたら、ランチにパエリアが食べられるお店が極端に少ないことに気が付いた。
日本のランチは、早飯が主流だからねぇ・・・・・。
パエリアを炊いてる 30 ~ 40 分が待てないっつーか、ランチタイムが足りないっつーか。
ディナーにパエリアを供するお店はいくつかあるんだけど、ランチに食べなければ意味がない! と固執している私は、もちろん探し出しましたとも (爆)
地域では老舗ともいうべきスペイン料理のお店、「タベルナ・カディス」
ランチは、サラダ、パエリア、デザート&コーヒーのシンプルなコースだけど、時間をかけて炊き上げた魚介のパエリアは絶品で、スペイン人の心を学ぶ間もなく食べつくしてしまったわ。
やっぱりランチは 「早飯」 的な、日本人気質から抜けきってない (笑)
私、日本国内は結構細かく旅行しているけど、残念ながらヨーロッパには行ったことがない。
時間の使い方、考え方が日本とは全く違うと言われるスペインに思いを馳せていると、なるほど 「サグラダ・ファミリア」 が 100 年以上も建築中だという時間感覚が、分かったような・・・・・、分からないような (笑)
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パエリア鍋、フライパン代わりにもなりそうだし・・・・・。