渋皮煮されど渋皮煮

茨木の山林で採ってきてくださった新鮮な栗をまた頂いた。
つやつやでとても剝きやすくて渋皮煮を作るにはもってこいの栗。
渋皮を傷つけることのないように注意して丁寧に鬼皮を剥く事数時間。
夜中までかかって重曹を入れて湯がき、筋を取って水に漬けて一段落。
次の日また茹でて水にさらして筋を丁寧にとるを３回。
３日目にようやくお砂糖を入れて落し蓋をして静かにコトコト煮た。
同じなら久しぶりに黒豆もと前日から土鍋に準備して煮た。
５日目ようやく食べられるかと味見をしてみると、拾い集めた栗に大小が有って小さい栗がとても固くなっていた。
細心の注意をして取り組んだ渋皮煮が例年のように上出来とは言えなくて、ああぁ！！
でも大きな栗はとても美味しくて一安心。
味見をするのに小さいのばかりしていたので大失敗かとがっかりしていたので。
毎年同じことが同じようにできる幸せに感謝感謝。
小さな栗を甘露煮にして崩れたりしたので食パンに入れて焼いてみた。
栗の形はすべてなくなりくちなしの黄色の色がきれいなクリーム色の甘いパンが出来上がった。
黒豆の色つやもきれいに、黒豆を煮る時用のかぶらの形をした鉄も作用して黒々と出来上がった。
酢につけて黒豆酢をダイエットに良いかと作ってみた。

先日の健康診断結果も「やせてください」というお医者さんの一言だけ。
この何もかも美味しい実りの秋にどうして痩せようか。