京都御所散策

京都御所散策


５月と言っても７月の気温だったそうな。
迎賓館に一度行ってみたいと思っていたのでたまたまツアーを見つけて娘と参加した。
今出川駅集合で年寄りの多い集団がホテルのランチ。
添乗員さんがあちこち走り回って子供たちを扱うより年寄りの方が難しそうで、
自分も相当の年寄なので迷惑をかけないようにしないとと思った。

御所の中に入ったのも久しぶりで、外からではあるがふすま絵なども見ることが出来た。
「なくよ鶯平安京」と７９４年に桓武天皇が平安京に都を移されて明治２年（１８６９）に明治天皇が東京に移られるまで天皇のお住まいであった。
菊の御紋が至る所にきらきらと光っていた。
花の季節は終わっているのでもっと静かかなと思っていたが結構外国の方も多かった。

砂利の道で靴を真っ白にして迎賓館に。
荷物検査を経てスリッパに履き替え、首からモニターをぶら下げて、場所ごとに音声の説明が聞ける。
はじめは説明を聞いていたが煩わしくなって、部屋をみてまわった。
藤の間の壁はつづれおりの織物で、絨毯も藤の花がこぼれたような凝ったもの。
どこから見てもお庭の風景はこれぞ日本だなあと海外からの賓客も喜ばれたことであろう。
廊下の行灯も一つ欲しいけれど到底我が家には置けないなあ。
それにしてもお客様の来られるときは掃除が大変だろうと下々のものはおかしな心配。
平成１７年に出来上がってから、一度見たいと思っていたのでようやくかなえられて満足。
とても暑くて、１３０００歩も歩いたので疲れて早々とお風呂に入り寝た。
狭い家で良かったと思いながら。

鍋敷きいろいろ

長いと思った連休もあっという間に終わり、取り立てて書くこともないままにブログもご無沙汰。

ぼちぼちコツコツ手仕事三昧。
中途半端に余った端切れで鍋敷きを作ったり、小物入れやカバンを作っていました。
カバンなどを子供さんに差し上げたら丁寧にお絵かきをしたお礼状が届きとてもうれしく思いました。
よく見たらミシン目が曲がっていたり、まったく良い出来ではなかったので恥ずかしいことでしたが少しの間でも使ってもらえたら
" It my pleasure."

「三国志」全8巻　ようやく読み終えました。
名前や地名のややこしさに行きつ戻りつしながら紀元２００年当時の戦国物語を読みました。
中国の歴史のすごさに驚くばかり。
日本に仏教が伝わったのが５３８年（ほっとけほっとけごみやさん）と覚えているから、それよりも３００年以上も前の事。
人々の暮らし、衣食住はどんなものだったのか興味は尽きない。
それにしても人間の感情は大昔と今と少しも変わらなのではと思う反面、
ＡＩで全て片付けられる世の中がどのように変わって行くのか見届けられなくて幸いということにならなければいいのですが。

ガーデンミュージアム比叡

ガーデンミュージアム比叡


バス、京阪電車、叡山電車、ケーブルカー、ロープウエイと乗り継いで出かけた。
お稽古のグループで全てコーデネイトして時間も調べてくださって至れり尽くせりの準備のお陰。
紅葉の新緑、遅咲きの桜も満開、シャクナゲの真っ赤な花がそれは美しく、印象派の画家たち、モネやゴッホの陶板画も見ごたえがあって
その上お天気が良くて最高の散策でした。
やっぱり家にすっこんでいないで出かけるのが一番ですね。

帰り道、新居に引っ越しされた先生のお宅を訪問。
比叡山の山頂が眺められ、駅から小川や田畑を通り抜けて、お迎えの道案内がなければ迷子になっていたかも。
幸せを絵にかいたような素敵なお家でした。
小学校１年、２年生のかわいいホステス、ホストさんの暖かいおもてなし。
手作りのウエルカムボードも、カードゲームの賞品まで二人で準備してくださって本当に楽しいひと時でした。

令和の時代

令和元年五月一日。今日という日は今日しかないと郵便局の本局へ切手とスタンプを押してもらうため出かけた。
雨がぽろぽろと降る中、歩いて歩いてようやく着いた。
でも令和の切手はとっくに数分で売り切れになったとか。
せっかく文字を書いてハガキを持って行ったのでお祝い事の切手を買いスタンプを押してもらった。
前の晩に令和の文字を書くとなかなか良い字が書けない。
少しは練習しないとと書いてみたがあきらめてはがきに書いた。
平成から令和に１２時が過ぎていた。

郵便局から帰って宛名を書いて今日の日付の付くようにポストに入れてほっとひといき。
テレビを見ていると平和だなあ。日本の歴史と伝統はなんとすごいことなのか。

日本書紀をもう一度読み直している。何度読み直してもわからないところは解らない。
紀元は２６００年という歌が子供の時唄われていた。

この令和の時代が安穏につつがなく過ごせますように願うばかり。
期せずして沸き起こる「バンザイ!!」という声に戦争の時「バンザイ」と亡くなられた沢山の人々の事を忘れないで。
その人々のお陰で今の令和の時代に繋がっているのだと思う。
いつまでも戦争は嫌だと言える世の中であってほしい。