急にまた寒くなって。

直しかけた冬、春物を引っ張り出して風邪をひいては大変と着込む。
暑く成ったり寒くなったり、２年着なければ処分しようかとは思うものの何やら捨てがたく、
そういえば中間の春物を切る期間が年々短くなったような。何を着ようかと迷うことしきり。

高齢者の椅子に座ってする体操があるよと誘われてようやく初めて参加出来た。
いつも使わない筋肉を動かして、股関節の運動や転倒防止のための運動を「無理しないで、無理しないで」と
優しく教えてもらえた。やはりこの歳になると転倒が一番怖い。
我が家は台所が２階なので階段の上り下りが出来なくなると食べられなくなるとずいぶん気を付けているつもり。
歩くのもスマホの歩数を見て特に用事は無くても遠回りして歩くことにしている。
せっかく朝の散歩に行こうと目覚まし２つもかけて準備したのに雨で２日続けて行けなかった。
こんな時は本でも読もうと気が付いたら寝巻のまま１１時。気ままな生活、ちょっと気合を入れないと。

連休は今のところ何も計画が無い。人出の多い時に出かけなくても毎日が日曜のわが身。
それでもお稽古まで休みなのでさてさてどうして過ごしたものか。
全ての衣料を放り出して断捨離もしなければ。
台所も今一度見直して整理もしたいし。（一人にしては台所用品が多すぎる。解っているけど捨てられない。）
冷蔵庫も手作りのパンなどかさばる物が多くて冷凍室がすぐいっぱいになる。
冷凍室の中身が無くなるまで新たに買わないこと。生協で注文も随分控えているつもりだけどすっきりと少なくならない。
八重桜の塩漬け、オリーブの実の塩漬け、晩白柚の砂糖漬け、去年の山椒の実の塩漬け、まだまだ数え上げれば出てくる。
手作りは私の趣味みたいなもの。一向に減らない。
まあぼちぼち気長にやりましょう。

たけのこ万歳！！

お稽古ごとに行っている間に山からタケノコを届けて頂いて玄関に立派なタケノコ５本。
もしかしてまだ近くにかとメールしたが。
タケノコの料理を冷凍して持って帰ってもらおうと思っていたのに残念。
シュウマイ、肉団子、たけのこご飯などなど。
早速大きな寸胴鍋で茹でる事２時間。そして次の朝まで其の侭に。
たっぷりの糠とともに茹でたタケノコは我ながら絶品と思う。
堀立なので柔らかく、えぐみもなく甘みのある美味しいタケノコとなる。

ジェノベーゼソースを使ったタケノコ料理がとても美味しい。
生のバジルがあればもっとおいしいかと思うが最近はもっぱら市販のジェネベーゼソースにはまっている。
タケノコとベーコン、スナップエンドウ、あるいはブロッコリーなどをオリーブオイルでいためてジェノベを混ぜるだけ。
スパゲッティを加えてパルメザンチーズを振りかけると下手なスパゲティ屋さんで食べるより美味しい。と私の自己満足。
酢に漬けたにんにくや辛子明太子を加えても味のバリエーションが広がる。
娘が仕事の昼休みにタケノコが欲しいと寄ってくれる。
前日コストコで買ってきた胸肉やバターなどを届けてくれた。

来てくれたついでにお味噌の天地返しをしてもらった。
２月に仕込んだお味噌を混ぜ返してカビなどもなく順調に育っているのを見て一安心。
もう一度真夏にご機嫌をうかがって１２月には美味しいお味噌に出来上がる。
良い香りがして、まだ色も白いけれど月日が熟成させてくれる。
自然ってすごいなあと思う。

夏日を通り越して４月というのに３０度を超える真夏日に。
暑さに体がついていかない。
ぼちぼちやりましょう。

中の島風景

中の島風景


何年ぶりになるのだろうか。フェスティバルホールのコンサートに出かけた。
東京都交響楽団の大阪特別公演。マーラーの交響曲第７番ホ短調。大野和士　指揮。
久しぶりのクラシックを聴いた。やっぱりフェスティバルホールでのオーケストラは心に響いた。
良いものはよいね。Ⅰ～Ⅴまで休憩なしの８０分。圧巻であった。
何かとても元気をもらった。

余韻のままに中の島を皆で散歩。バラ園はまだつぼみではあったが季節になればまた来たいもの。
ハナミズキが満開、葉桜が青々と良いお天気の中およそ１万歩歩いた。
ホールから天満橋まで歩いて石像を見るのも初めて、方角を間違えたりしながらも楽しい時を過ごせた。
大阪に住みながらお上りさんみたいに知らない新しいビルを見上げて首がだるくなるくらい。
地震があったら怖いだろうな。
新しい高いビルにどんどんなって、古い見覚えのあるビルを見ると何やらほっとするような。
誘ってくださった友に感謝。又誘ってねとお願いして楽しい１日があっという間に暮れた。

今年初めてのタケノコが届きました

いつもの年よりずいぶん早く立派なタケノコを届けて頂きました。
本当にうれしい贈り物。山に掘りに行ってその足で持ってきてくださる春のうれしい嬉しいやまのさち。
大きな寸胴鍋で糠と鷹の爪を入れて約２時間。その場を離れると吹きこぼれては大変なので水を準備して台所仕事をしながらゆであがるのを待ちます。
竹串で刺してみてすっと通れば出来上がり。そのまま次の朝まで置きます。
竹の皮がごみ袋一杯になりごみの収集日でやれやれ。
タケノコをゆでる人の特権で「姫かわ」を集めやっぱり白みそ、練りごま、練りからしで酢味噌あえに。
１本のタケノコから少ししか集められない姫かわ。貴重品です。
たけのこご飯はもち米を少し入れ炊き、硬いところは薄味で圧力鍋でしっかり炊いておくと何にでも使えます。
柔らかい部分はわかめと「わかたけ」に。わかめとの相性は抜群で何とも美味しいもの。
固い部分は細かく刻んでシュウマイや肉団子に。てんぷらも青椒肉絲も。
次々と料理が浮かんでさあ何にしようか迷います。
よくぞ日本に生まれけりですね。

タケノコはイノシシやシカの大好物で美味しい部分をよく知っていて人間と競争になるのだとか。
タケノコ堀もたいへんだろうに、ゆでるのが大変とあまり喜ばれない人もいるとか。
お店で売っているのは時間が過ぎて固くなって美味しくない。というかもう長い間掘りたてのタケノコしか食べたことがない。
初物を食べると３年長生きするとか。あんまり長生きはしたくないけれど季節の旬のものをこのように楽しめるのは何とも幸せなこと。

山の花をたくさん持ってきてくださった。
玄関が一度に華やかに。花の名前を知らなくてスマホで調べたら「西洋ハナズオウ」と分かった。花桃や木蓮も。

歯医者さん通いもあと２,３回で終わりそう。ようやく本歯が入った。
きれいにそろった歯が入って死ぬまで大事にしないと。
健康保険のおかげで（結構後期高齢者保健代も高いけれど）少しのお金で治療してもらえた。
これからも悪くなってしまってからではなく早め早めに治療したい。

歯のおかげで美味しいタケノコが食べられる。

４月になって

３月があっという間に過ぎて、桜も今年はあれよあれよという間に葉桜。
八幡の背割りの桜もFacebookの写真を見せてもらって行きたいなと思ったものの、お天気が悪くて行きそびれてしまった。
平安神宮の枝垂れ桜も今年は例年より早いことだろう。
造幣局の通り抜けも予約をしないと入れ無い様で残念。
そしてもうつつじがちらほら咲き出した。

「吾妻鑑」をやっと読み終えて図書館に返した。予約した他所からの本は専用の袋に入れて手渡しすることになっていて期日に間に合ってよかった。
注釈が後ろにたくさんあって小説を読むようにはなかなか進まなかったけれど鎌倉時代の侍のせめぎあいが大変だった様子が垣間見れて読みごたえがあった。占いやご祈祷で進められていた当時の幕府の様子は庶民には何も解らなかったのだろう。そして地震や台風や飢餓の時も大変だった。
今の世の中だってほんとのことは何も解ってないかもしれない。
気が付いたら大変なことになっていたというようなことにならないためにもせめて選挙だけは真面目に行こうと思う。
坂本龍一さんが亡くなられた。テレビでその人となりを見せてもらって、本当に惜しい人が早くなくなると口惜しく思う。
声を出して平和を願う人がまた一人亡くなった。

さだまさしさんの小説を初めて読んだ。さらさらと読めて何か心が温まるほっこりした本であった。
本は買わないようにして図書館で借りることにしている。
又気軽に読める本を探して読んでみたい。

春にはぜひとも会いたいと言いながら、歯の治療と花粉症で果たせないでいる。
ようやく仮の歯からあと１週間ぐらいで出来上がるようだ。
歯の調子が悪いと一番に胃に来る。きっちり直してもらってその後慣れるまでもう少し時間がかかりそう。