キクイモのポタージュ

今年最後の菊芋だと畑から掘り出してたくさん頂いた。
キクイモのチップやきんぴら、お味噌汁の具などいろいろ利用した。
残りの菊芋、何にしようかと考えてポタージュを思い立った。
圧力鍋で蒸してから皮を剥いて（きれいな色に仕上げたかったので）ベーコンとブイヨンで柔らかく煮てフードプロセッサーでポタージュに。
塩コショウと牛乳で味を調えたらとても美味しいスープに出来上がった。
土をきれいに掃除するのと皮を剥くのに随分手間がかかったが手間暇をかけた分今まで食べたことのないキクイモとなり自己満足。
食べ物もはやりすたりがありとても栄養効果のあるキクイモもあまり売れなくなったらしい。
調理に面倒というデメリットの為か美味しく食べる方法もあまり知られなくて気の毒な限り。
買えば値段も高いのにたくさん頂いて随分楽しませてもらった。

図書館で台所のかたずけ方をミニマリストの著者の本を借りた。
見事に必要なものだけの台所用品、調味料、食器類。
我が家の台所を見たらきっとあれも捨てなさいこれも要りませんと言われるだろうなと到底真似は出来ないと思った。
引越しするときに思い切って断捨離したつもりでも、一人住まいにしては物がありすぎる。
でも反対に何もないきれいな台所では毎日どんな料理をしてどんなものを食べているのだろうかと心配になった。
後どれだけ美味しいご飯が食べられるのかを考えるとせっかくの余生、美味しいもの食べるのは死ぬまで元気でいる唯一の方法だと信じてやまない。
食べる事には関心のない人は何に関心を持って人生を送っておられるのか知りたいものだ。
まあ私は私、人は人なのだけど。
それにしてももう少し必要なものだけを厳選してすっきりとした台所にしたいもの。
無理かなあ。

ナターシャ・グジー チャリティ―コンサート

ろうばいの枝を頂いた。とてもよいかおり。とても癒されてうれしかった。
梅見に行けないけれど我が家の数年前の盆栽が白い花を咲かせている。
先日の神戸での写真もいいものはない。
スマホからパソコンに取り込むのに手間取って最近あまり写真をUPしないでいた。
やっぱりブログには写真が必要か（百聞は一見に如かず）と試行錯誤して何とか写真を載せられることに。
最近は全く一眼レフも重くてもっぱらスマホで事足らしている。画素数はスマホの方がとっくに上を行っているし。

寝屋川市文化連盟の主催でナターシャ・グジーさんのチャリティーコンサートが寝屋川市駅の近くのアルカスホールで催された。
バンドゥーラという楽器のきれいな響きと透き通った歌声は何とも素晴らしく心に染み渡った。
「防人の詩」というさだまさしさんの詩は大好きな歌だったけど彼女の歌う「防人の詩」は一段と冴えてすばらしかった。
Googleで調べたらすぐに見つかって又聞きなおしてみた。いいなと思ったのは私だけではなかった。

そしてチェルノブイリ原発の事故に遭ったことを静かに話をされて声高高に抗議するよりも皆がシーンとするような怖さを感じた。
今日本ではいつの間にか原発の使用期間が延長されたり、コマーシャルでも原発が良いものかのように流れている。
本当に良いものだろうか。ゼロカーボンの陰に隠れて原発が大手を振って拡大していくのだろうか。
福島はいまだ復活していないのに忘れたのだろうか。
「故郷」をウクライナ語と日本語で最後にうたわれて，戦禍のウクライナの山や川を思い、やるせない気持ちになった。
戦争は嫌だ、絶対だめだと世界中の人が言っても治まらないのだろうか。
ごまめの歯ぎしりでしかないのだろうか。

何年振りかの神戸へ

ぱっと決めてぱっと友と会うことに。
火曜日に久しぶりのメールが届きどちらも都合の良い日が木曜日。
神戸で逢うことに。
めったに電車で行ったことが無いのでちょうど娘が来てスマホで検索。
時間も料金もすぐわかる便利なアプリがあるのだなあ。
早めに行ったら３０分以上早く待ち合わせ場所についてしまった。
マスクをして帽子をかぶっていたら久しぶりなのでわかるかしらと思って待っていたら、
よく似た人が通り過ぎて行ったけど声をかけそびれ、待つことしばし。
近くまで行ってやっぱり友達だった。
積もる話をしながら、やっぱり中華街に行こうとうろうろ歩き回って見覚えのある門を見つけた。
大丸がありそごうがあったはず。今は阪急に変わっていた。
昔から慣れない場所に行くのは大の苦手で方向音痴。ついて歩いて行って何も覚えられない末っ子の特徴かな。
早めの時間だったので都合よく昔食べたことのあるお店に入って注文したら、
白髪頭の老婆二人をみて、とりあえず３品にしておきますかと店員さんが。
結構量が多くて３品で十分お腹がいっぱいに。
相変わらず有名なぶたまん屋さんはもういっぱい行列していた。
大きなスターバックスのお店でお茶をしておしゃべりを堪能した。
迷うことなく神戸にも行けたのでまた会いましょうと名残を惜しみながらお別れした。
会える時にあっておかないと又いつ会えるか、何が起こってもおかしくない歳なのだなあとつくづく思った。

歯医者さんに真面目に行ったおかげでようやく固いお大根のお漬物も食べられるようになった。
でも前歯の治療には大分時間もかかりそう。

暖かくなったりまた急に寒くなったり。
大阪城の梅も見に行きたいと思いながらバタバタと日が過ぎていく。

お味噌の仕込み終了

材料集めに右往左往した今年の味噌つくり。
今日娘が手伝いに来てくれて無事終了。
いつもの大豆、麹が買えなくて、１２月に出来上がった時いつもの味と違ったらいやだなと思い
豆や麹を買い足した。で分量が多くなって、豆を炊くにも一日がかり。
それでも今年はフィスラーの圧力鍋で炊いたので５０年近く使っていた圧力鍋よりずっと性能が良いのか思いのほか早くできた。
５０年使っていたお鍋は感謝を込めて不燃ごみの時に持って行ってもらうつもり。何か申し訳ないような。
豆は一度にたくさん炊けないので何回にも分けて柔らかく蒸し煮。そしてもっと何回にも分けてフードプロセッサーで練り潰す。
麹には塩を混ぜ人肌の潰した豆と混ぜ合わせソフトボールくらいに丸めて力を込めて大きな甕に投げ込む。
結構な力仕事。重たいカメも私では持ち上げられない。娘様様。
一つの大仕事が無事例年のようにできた。あと何年続けられることやら。
私の元気、娘の元気に感謝しかない。
大豆の煮汁がとても美味しい。何とも言えない良い出汁が出て栄養満点。
大豆をたくさん煮た時のご褒美かも。

実は先週から歯の具合がいまいちで、奥歯がやっと痛みが治まって、前歯を治療中。
何年前になるか忘れてしまうくらい昔に転んで前歯２本で支えたものだから手足は骨折なしで前歯２本が見事に折れた。
其れも年末のクリスマスの日。歯医者さんが仮の歯を間に合わせてくださってお正月の温泉旅行もマスクをした写真ばかり。
化膿止めと痛み止めの薬を飲んで温泉にもゆっくり入れず、そして三日には毎年恒例の大勢のお客さんの接待をした。
良くできたなあと今にして思う。「為せば成る為さねば成らぬ」若さであったのだろうか。

今ようやく大根のお漬物が噛めるようになった。
前歯の治療はだいぶかかりそうだけどこの際きちんと直していただくつもり。
椅子に座って口を開けると心臓がどきどきするほどの怖がり。
この際開き直って歯医者さんにお任せしよう。
ちょっと痩せてくれれば言うことないのだけれど。

味噌づくりの材料に走る

例年１月の終わりか２月の初めには茨木の中央市場に麹と大豆を買いに娘が連れて行ってくれた。
で日程を繰り合わせて水曜日に行くことに。ところがどうも水曜日は定休日になっていると娘から連絡が。
スマホで調べてやっぱりお休みと知った。
そのあとは二人の予定が合わなくてだいぶ遅くなりそうに。
で長いこと行ったことのない大阪の天満市場に行こうかと思いついた。
あまり知らないところに行くのは大の苦手な私にしては大きな決断。
思いのほか短時間でJRの天満に着いた。
天満市場もリニューアルされてから初めてで看板を見ながらたどり着いた。
野菜や魚、お肉がとても安い。ところが量が多すぎて。
そしてお目当ての乾物屋さんがまたまたお休み。もっときちんと調べればよかった。
地階の大きなスーパーマーケットでようやく麹を見つけた。
籠にたくさんの麹を入れていると「お味噌を作るのですか？今日は１階の豆屋さんお休みで。」と見知らぬおばさんが声をかけてくださった。
いつもの麹とは違ったので迷ったけれどせっかくここまで来たのだからと麹だけ買った。
豆は節分用の豆はあったけれど生の豆類は置いてなかった。
どこのスーパーでも豆類を置いているスペースが年々少なくなっている。
そして少量の煮豆の出来上がったものが売っている。
その点市場などでは専門の豆屋さんがあるので、ついでに小豆、黒豆、金時豆、紫花豆なども買う。
せっかく来たのに休みでは仕方がない。残念残念。
大豆はどこで買おうかと検索してみると豆の値段がピンからキリまであって迷う。
たまたま見つけた大豆はとても安かったので迷いに迷ったけれど買いそろえて材料が全部そろって一安心。
でも気になって試しに少し豆を炊いてみた。豆そのものの甘みが無い。
美味しくないお味噌が出来たらいやだなあと、豆を探しに行こうかと思案中。