Kind of Good 2

日々の暮らしをつぶやいています

30年前のウエディングドレス

2021-03-03 13:18:06 | 日記


クローゼットの隅にしまってあったウエディングドレスを引っ張り出して、あぁ30年前娘と作った思い出があふれ出て。
でもパニエは薄汚れどうにもできないのでやっぱり処分するしかないとせめてドレスのたくさんの布地を何かにリメイクできないかとほどくことにした。
15メートルの布地を使って部屋中に広げて「ワンピースの丈が長いだけ」と蛇におじずの厚かましさで作ってしまった。
裾をまつリぐけするのに何日もかかりようやく出来上がった。
こんな質素なドレスが良いと言ってくれた娘でよかったと式場の庭で嬉しそうに写真に納まる二人を眺めたものだ。
白無垢に綿帽子、お色直しの金襴緞子よりもこの写真が一番好き。
あれから30年余り。いろいろなことが有っても今こうして無事に過ごせることに感謝感謝。

摘み立ての夏ミカンをたくさん頂いて早速ジャムにすることに。
ピールもいいけれどお砂糖の多さに罪悪感を感じて甘みを抑えたジャムに。
3日目でようやく熱湯消毒した瓶に詰めて出来上がった。
苦みを取るため何回も茹でこぼして、と言ってもあまり苦みが無くなってもおいしくない。
種や薄皮を袋に詰めて、果肉と一緒にお砂糖を3,4回に分けて煮詰める。
種や薄皮からペクチンが出てとろみが出来て木杓子で混ぜてお鍋の底が見えると出来上がり。
手間と暇の産物ではあるが新鮮なワックスなしのミカンあってこそのたまもの。
出来上がりすぐのふわふわのパンに付けて食べるのは作った者へのご褒美か。
家に広がる柑橘の心地よい香りがなによりの癒し。

温かくなってメダカが2匹顔を見せた。1匹しか見えなかったので、二人一緒でほんとによかったね。
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