Kind of Good 2

日々の暮らしをつぶやいています

久しぶりの大原美術館

2021-10-31 12:12:42 | 日記
友人が誘ってくれて連れ合いが亡くなって後初めての温泉一泊旅行。
まったく気ままな二人旅。旅館だけ高松に予約してまずは倉敷大原美術館に。
コロナの影響もどうにかクリアしてゆっくりのんびり鑑賞した。
教科書に載っているような有名な絵画ばかり。
何度も美術館に来ていてもそのたびに静かな感動を覚える。
よくこれだけの素晴らしい絵画、彫刻、陶器などを集めて保存して維持する大原さんの偉大さを思う。
近年のお金持ちは何を残していくのだろう。

高松での温泉旅館は高台の街や海が見渡せ昔のイメージとはまた違った整備された街並みで、
学生時代屋島に来たのも60年以上になるのかと感慨深かった。
どこへ行くのもスマホで時刻を調べて分刻みに来る日常の電車とは違う「琴電」も味わいがあった。
志度線に乗り換えて西国86か所目の志度寺に。
お札をもらうときには気づかなかった「閻魔様」を見たいという友人のセレクトで遠路はるばる訪ねた。
閻魔様が見る人によって怖く見えたり、やさしく見えるそうで、ライトのスイッチを付けて格子から覗いて、はてさて。
私にはとてもやさしく見えて「死に支度のお寺」に来たかいがあったか。

友人のおかげで本当に楽しい旅、命の洗濯が出来た。
二人の老婆が電車に乗り遅れそうになって駅員さんが親切に走ってくださったけれど、やっぱり電車は正確に出発、
残念でしたが日本の時刻表の正確さに感心したり。
でもご親切に感謝して、また乗り換えのホームが随分遠くてようやく出発に間に合ったり。
何もかもが楽しかった愉快な旅でした。

夕べ、たくさんの柿を届けてくださいました。
飾り用の小さな枝に着いた柿も風情があって、あまりおいしそうなので食べてみると渋いのなんの。
何を食べても口の中の澁が消えなくて。
甘柿はとても甘くて、牛乳とブレンダーにかけるととても美味しいスムージーになりました。
やっと口の中が正常になり一安心。
夜中までかかって渋柿の皮を剥いてわざわざ吊り下げようのひもまで持ってきてくださったので柿を熱湯につけて一番お日様の当たる場所につるしました。
大昔は干し柿が一番甘いものだったようで、香川の名産の和三宝とは比べ物にならないですが。
雨に当たらないように大切にお日様の恵みを受けて、おいしい干し柿の出来上がりますように。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「秋桜」の歌 | トップ | 友遠方より来るうれしからずや »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事