https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200207-00000058-jnn-int WHO新型肺炎は、激しい流行の最中“今後の予測困難”
WHOは6日、新型コロナウイルスによる肺炎について、「依然として激しい流行の最中だ」として、感染のピークはまだ越えていないとの認識を示しました。その上で、「いかなる予測を立てるのも時期尚早だ」として、今後の予測は難しいとしています。 一方、テドロス事務局長 も、感染力の強さや発生源となった動物についていまだに判明していないと明らかにしました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00000167-kyodonews-soci 肺炎、だるさや熱が長期化の傾向 新型コロナウイルス患者
新型コロナウイルス の感染者が増える中、患者の治療に当たった国立国際医療研究センター の大曲貴夫国際感染症センター長が7日、講演し「だるさや熱が非常に長く続く傾向があった」と話した。 大曲氏が対応したのは中国湖北省武漢市 に滞在歴がある中国人1人と日本人2人。患者の状態の推移について、最初は微熱、だるさなどの風邪に似た症状があり、その後高熱や呼吸器症状が出てくる。さらに1週間前後経過すると改善した。 熱はインフルエンザ や風邪では一般的に3日程度で下がるが、1週間ほど続くなら新型コロナウイルスへの感染を疑う条件になり得ると説明した。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200203-00000015-pseven-soci
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新型肺炎 早期発見のため知るべき“超・初期症状”とは
新型コロナウイルス の潜伏期間は10日~2週間程度とされ、発症後は重篤化のスピードも速いことが分かっている。そうであれば、早期発見のために“超・初期症状”を知っておく必要がある。
感染者数が増加する中、中国の医師らによる研究チームが早くも「感染者の症例報告」の論文を医学誌に発表した。新型肺炎 については不明な点が多いものの、論文には気になる「初期の初期」の症状が記されている。
英医学誌「ランセット」オンライン版に掲載された患者41人の症例報告には、発症者に多い一般的な症状として「発熱」(98%)、「咳」(76%)および「筋肉痛または疲労」(44%)があげられた。感染症に詳しい大阪健康安全基盤研究所の奥野良信理事長が解説する。
「報告された症例を読み解くと、初期症状として“痰が絡まない乾いた咳”が出る人が多いようです。一般的に『コンコン』した咳と表現することが多い空咳は、多くの患者で見られる初期症状と言えそうです」
論文には他の症例として、少数ではあるが「喀血(かっけつ=咳とともに血を吐く)」「頭痛」「下痢」を発症したケースもあったと報告されている。
武漢大学人民病院の医師が発表した別の論文では、発熱、疲労、乾いた咳の他に、少数例ながら「軽度の食欲減退」「疲労」「悪心」「嘔吐」、心血管系の症状として「動悸」「胸部圧迫感」、目の症状として「結膜炎 」などが出ることもあると報告された。奥野氏が続ける。
「とくに『胸部圧迫感』は通常の風邪 では出ない症状です。新型コロナウイルスは、気道の中でも、声帯から気管を経て肺にかけての下気道で増殖し、胸部圧迫感や呼吸困難などの症状が引き起こされると考えられます」
逆に、新型コロナウイルスでは見られない症状も分かってきたという。
「新型コロナウイルスは主に下気道で増殖すると考えられるが、逆に上気道(鼻腔、咽頭、喉頭)の症状である鼻水、くしゃみ、鼻づまり、喉の痛みなどの症状は少ないと見られます」
こうした初期症状の知識を踏まえたうえで、感染が疑われる場合には、厚労省 が「事前に医療機関に連絡を入れた上で、マスクを着用して受診することが望ましい」と呼びかけている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00010032-abema-soci 来週末までに患者数が増えなければ日本国内は収束へ? 新型コロナウイルスと危機管理体制の課題は
3日のAbemaTV『AbemaPrime 』に出演した東京慈恵会 医科大の浦島充佳教授(公衆衛生学)は「日本では今週、あるいは来週いっぱいくらいを見て患者数が増えなければ、“あの大騒ぎはなんだったのか”というくらい、何もなかったのように終わっていくシナリオが考られる」と話す。 「先月27日に中国が団体旅行を中止して以降は旅行者が減ったこと、国内での感染が武漢から来た人たちのツアーを担当した運転手とガイドといった人たちが中心だったということがある。潜伏期間が平均5日で、初期症状は咳・鼻水・微熱と、いわゆる風邪と区別が付かず、バスの運転手もそうだったように、解熱剤を使えば働けるくらい軽いものだった。それから8日~9日くらい経つと急に肺炎のようになって具合が悪くなり、仕事どころではなくなって病院に行くと、診断がつくというパターンだ。つまり、トータルで14日。中国の団体旅行中止から、ちょうど14日が過ぎたので、中国から来た旅行者からの感染で新たな患者が出るということはほぼ無くなるだろう。確かに三次感染の可能性はあって、普通の風邪として診断され、周囲に感染させてしまっている人もいるかもしれないので、もう1週間加え、来週いっぱいくらいまでに誰からうつったか分からない日本人が発生したり、人から人への感染が少し増えることがなければ、一旦は落ち着くのではないか」。 また、中国と日本の重症化や死亡率の違いについて浦島教授は「おそらく環境に原因があるのではないか」と推測する。 「脅威は発生している地域によって全く違っていて、死亡率は武漢が5.1%、湖北省が1.4%。中国が0.18%となっている。一方、中国以外の人で感染して亡くなった人は0%だ。この病気が発生したばかりの頃のウイルスの遺伝子配列と、直近の遺伝子配列を比べると、99.9%同じ。つまりほとんど変異を起こしていない。当初は新しい病気だと気付かずに家で寝ていれば治ると考え、ギリギリまで通院しなかったということがあると思う。また、武漢では病院がキャパオーバーを起こしているという事情もあると思う。さらに、肺炎ということから考えて、大気汚染も考えられる。武漢に住む中国人によると、この時期は集合住宅で暖をとるのに石炭などを使っているので、大気汚染がひどいのだという。それによって肺が元々ダメージを受けていために悪化しやすい、ということも考えられる」。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200204-00070224-gendaibiz-hlth 新型コロナウイルス肺炎に関する、6つの「意外な事実」
新型コロナウイルスでみられる症状として、1月29日付けに医学誌 『Lancet』に発表された内容では※2 、感染者99例中、発熱82例(83%)、咳81例(82%)、息切れ31例(31%)などが比較的多く、少なかった症状は、頭痛8例(8%)、咽頭痛5例(5%)、鼻水4例(4%)、下痢4例(2%)があげられる。風邪でよく見られる喉の痛みは、あまり頻度は高くない。 また、下痢など胃腸の症状が少ないことも特徴と言えるかもしれない。同じコロナウイルスであるSARSやMERS では、下痢の報告が20~25%にみられたが、今回の新型コロナウイルスでは非常に少ない。 通常、風邪やインフルエンザであれば、他の感染を合併しないかぎり、3、4日以内に症状は快方に向かう。しかし、新型コロナウイルス感染症では、1週間程度発熱と咳が続くのが特徴的で、1週間経過した後に呼吸困難が増悪したり、重症化することがある。ただ、インフルエンザでも、肺炎を合併したりすると症状が長引き、重篤化することがある。1週間以上咳や発熱が続いていたとしても、少なくとも現時点では、国内感染の頻度から考えても、風邪やインフルエンザに肺炎などを合併したと考える方が、新型コロナウイルス感染よりも確率が高いといえるだろう。