大学入試センターは1月20日、2016年大学入試センター試験の平均点等一覧(中間集計)を公開した。26万970人の受験者データを集計した時点での平均点となっており、教科・科目ごとの平均点、最高・最低点、標準偏差を掲載している。
平均点一覧では、科目ごとの受験者数と平均点、最高点、最低点、標準偏差を記載。平均点は、国語が200点満点中125.90点、地理歴史のうち世界史Bが68.86点、日本史Bが66.59点。公民では、現代社会が55.84点、倫理が51.56点、政治・政経が61.81点、倫理/政治・経済は60.96点。数学は、数学IAは56.66点、数学IIBは50.18点。理科1は50点満点中、物理基礎が35.05点、化学基礎が27.56点、生物基礎が28.32点、地学基礎が35.65点、理科2は、物理が62.32点、化学が55.73点、生物が64.23点、地学が40.57点。英語は、筆記が200点満点中114.67点、リスニングが50点満点中31.28点。
本試験において地理歴史、公民、理科2の各科目間で原則として20点以上の平均点差が生じ、これが試験問題の難易差に基づくものと認められる場合には、得点調整が行われる。得点調整実施については1月22日に発表される。中間発表後、実数の最終発表は2月4日に実施予定。