今年(2021年)はとても暑い。いつもより早く5月には梅雨入りし、その後は暑い毎日が続いています。今日6月9日(水)は天気予報士に言わせれば「猛暑日」らしく、日本各地が35℃以上になるらしい。では、暑さの基準はどうなっているのでしょうか。ウェザーマップではアイスのガリガリ君とコラボした「ガリガリ指数=ガリ天」で次の様にしています。
なお、気象予報士の江花純氏は【2021年5月~夏の天候の見通し】を次の様に言っています。
・昨年夏から続いているラニーニャ現象は終息に近づいていて、夏の間は平常に近い状態で
推移しそうです。
・気象庁も今夏の気温を概ね平年並み~高いと予想していますが、日別にみると昨年のように
40℃を超えるような日があっても不思議ではありません。
・今年気にしているのは、梅雨期間の雨量が多くなりそうだということです。
・雨が降れば気温は上がりにくいので、一週間程度は気温の低い時期もあり、低いガリ指数が
並ぶこともあるかもしれません。
“暑さ” については2020年に一度取り上げています。(タイトル:暑さとの闘い)その時参照した基準をもう一度示しておきたいと思います。
気象予報士は“暑さ”を表すのに、従来の気象用語では飽き足らず、様々な表現をしています。
気象庁が厳密に数値で決めている“暑さ”は次の4種です。
・『夏 日』 =最高気温が25度以上の日
・『真夏日』 =最高気温が30度以上の日
・『猛暑日』 =最高気温が35度以上の日
・『災害級の暑さ』= 気象庁は一昨年(2019年)、記録的な暑さを一つの災害と捉えるという
旨の会見をしました。
気象予報士は気象庁の規定以外に次のような表現を使います。
予想を超える暑さの日、
『真夏日に迫る暑さ』
『猛暑日となる所もありそう』とその表現を変えていきます。
・『酷 暑』 =最高気温が35度を超え、『危険な暑さ』:37度までの日
・『体温を超えるような危険な暑さ』『体温級の猛暑』
:最高気温が37度以上の日
・『命に関わる危険な暑さ』:多くの人が死に瀕するかもしれない
・『熱中症』 :頭がガンガン痛くなる。運動などで多く発汗した後のアルコール
の摂取は控えたい。
【関係先】
〇 環境省熱中予防情報サイト
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