SJesterのバックステージ

音楽関連の話題中心の妄言集です。(^^)/
もしよろしければ、ごゆっくりどうぞ。

もっとクリスマスでしょう!!

2006年12月24日 15時16分07秒 | JAZZ・FUSION
★スピリット・オブ・クリスマス
                  (演奏:THE RITZ)

曲目紹介はヤボなんで省略します。(おサボリの言い訳と思うべからず!)
これも毎年この時期聴いてるディスクです。
冒頭のタイトル曲、スピリット・オブ・クリスマスが何度聴いても素晴らしい!!
じっと耳を澄ましていると目頭が熱くなります。

THE RITZは素晴らしいハーモニーを誇っていたグループです。
このアルバムの後に、よりオーセンティックなコーラスグループにしたいメンバーと、よりポップスを志向したいメンバーと、レコード会社の方針が入り乱れて分裂してしまったのは残念です。
その後の動向を知りませんが、素晴らしいアルバムを残してくれているだけに、それぞれが堅実に活動してくれてたらいいなと思う私でありました。

ポール・マッカートニーの“ワンダフル・クリスマス・タイム”も跳ねるベースに乗っかって美しいコーラスが光ってます。昨今ではこの曲をポールの曲だと知らずに聴いている人も多いんじゃないかというぐらい、おなじみの曲になってしまいましたね。
他にも、誰でも知ってるクリスマスの定番曲が目白押し!

私には、このグループにはマントラほどの器用さや身軽さはないけれども、アコースティックでムーディーな曲を歌わせたら独自の魅力を発揮できたように思われます。
何かの機会に再結成して、さらに各々が成熟を果たした成果をぶつけ合って欲しいものです。

★ヒー・イズ・クリスマス
                  (歌唱:Take6)

かのクインシー・ジョーンズが神業・天才と絶賛するTake6。
クリスマス・アルバムにおいても、もちろんその魅力は全開です。
彼らにかかるとコーラスなんてもんじゃなく、声によるオーケストレーションというのが相応しいと思います。

有名曲もあるけれどアレンジやパフォーマンスの態度を含めて、本格的・硬派という姿勢が貫かれています。
しなやかで自然でふくよかな声の綾。
クラシカルでもないし、ポップスでもジャジーでもない。
一番近いのはやはりゴスペルなんだろうか?
でもあんな風に絶叫しないし、洗練のきわみですからねぇ。
ジャンル分けなんてできませんね。これは。
ジャンル“Take6”と言っておきましょう。

★クリスマス・ポートレイト
                  (演奏:カーペンターズ)

カレンの声こそは、私が最も愛する女声のヴォーカルであります。
正直“最も愛する声”っていっても何名もいるんですけど、その中でも極めつけに近いと思ってください。
別に私がどう思おうが、カレンの声が変わるわけじゃないので・・・気にしていただく必要はさらさらありませんが。

カーペンターズってリチャードは確かに天才ですけれども、お兄さんの才能に負けないようにいつも必死で喰らいついていったカレン、彼女の声こそが生命線のユニットですよね。
ご存知の方なら、たいてい私の意見に同意していただけるとは思いますが。

それくらい当たり前のことをわざわざ・・・と思わないでください。
ウチの会社にも、カーペンターズを知らないとノタマう若いやつが出没し始めましたから、今や知らない方もいらっしゃるのでしょう。

若人よ、このカレンの声に“何か”を感じなければ、キミはおじさんより感度が鈍いということになるのだぞよ!
最もよき時代のアメリカを象徴する声。もしよければ、じっくりとご堪能あれ!

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2 コメント

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×mas じゃあ…… (梨形館 醉 主人)
2006-12-26 18:01:37
Vox のCDのタイトルが「Sleigh Ride」で演奏がボストン・ポップスだったので注文したら、クリスマスのCDだった。ライトミュージックのCDじゃないのか、くそったれ! と思いながら、26日にかけてみる……。はずかし~。BGMにはよいが……。

クリスマスイブに指を鋸でちょいとひいて、夜には奥歯の金属のかぶせ物がサクッと外れました。
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世界一・・・★ (クラウディオ アラウ)
2006-12-26 20:41:28
世界で一番早く2007年のクリスマスを祝った人として“梨形館 醉 主人”の名前は永く人の胸に刻まれることでしょう!

ところで奇遇にも、12月第一週ご飯を食べてたら前歯の差し歯が割れて落ちて、なんとか2週間歯医者に通って治したと思ったら、今度はラスクを食べた時に奥歯の詰め物脇の自前の歯が折れて現在治療中・・・。
明日治る予定ですけど。。。

また、仕事で「さいきん、ウィルスと“細菌”の違いを勉強しました!」とは、さる香港逃亡中の令嬢のX'masメールに返信した内容の一節ですが、“梨形館 醉 主人”さんのご身辺にもなにやら「のろのろウィルス」やら「呪ウィルス」やら出回ってるようですねぇ。

私は電車通勤なんですが、“さいきん”やたら人身事故とかで電車が安全確認停車とかしてるためしょっちゅう遅刻しそうになってます。
要するにこちら方面でも“のろのろウィルス”“呪ウィルス”大発生の挙句、あろうことか一度に両方感染したりしてます。

この現象はお互いにバイオリズムが似ている、ということでしょうか?

とにかく、お大事にしてくださいね。(^^)/


P.S. 以前おいでいただいた“アル中のトスカ兄さん”が日清やきそばのソースへのこだわりを述べておられましたが、それよ~くわかります。
私も、仕上げにソースをかけたときに指にわずかについたソースの粉を“ぺろっ”とした時など、実際にやきそばを食するときと同様以上にトキメいているかもしれません。

ムカシ“日清えびやきそば”というヴァリエーションがあって、ぱさぱさの芝えびと干からびたような出来上がりになるグリンピースが入っていたのですが、それが忘れられず、今でも干しえびと冷凍グリンピースを入れています。
もちろん、日清やきそばは単身赴任自宅の常備品ですね。

ここにも同じようなバイオリズムを感じるのですが・・・。

梨形館 醉 主人さんは、日清やきそばいかがですか?
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