鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

バラ園と花しょうぶ園

2013-06-10 | 植物

鹿児島市の錦江湾公園に行きました。

 

バラ園です。花の盛りは過ぎていました。

 

様々な種類のバラが植えられています。

 

バラには、名前の書いた札が立てられています。

これはレディ・エマ・ハミルトン。

 

クイーンエリザベス。

 

ほのか。

それぞれ、いい香りがします。

 

平川動物公園内にある花しょうぶ園です。

 

木橋を渡りながら、散策できます。

 

青紫の花しょうぶ。

梅雨に似合う花です。

 

白い花しょうぶ。

 

自宅の庭のアジサイです。

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大田の田の神他

2013-06-08 | 田の神

日置市伊集院町の田の神を紹介します。

 

県道鹿児島東市来線の、大田バス停の近くにある田の神です。

圃場整備記念碑の脇にあります。

 

額にはしわがあり、あごひげがあります。翁の田の神のようです。

 

後姿。田園地帯の中にあります。

 

前の田の神から、県道を東市来へ行くと神之川を渡ります。前回紹介した大渡橋の右岸のたもとにこの像があります。

 

正面から見る。

 

双体の像です。これも田の神なのでしょうか。

 

前の像から、神之川を上流へ行くと川が二つに分かれるので、上流へ向かって左の川を遡ったところに、この田の神があります。

背後の森に楠牟礼神社があります。

 

シキを被り、両手を前に組んでいます。表情は、はっきりしません。

 

後姿。ワラヅトを背負っています。

 

楠牟礼神社。

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大渡橋記念碑

2013-06-06 | 史跡

日置市指定文化財の、大渡(おおわたり)橋記念碑を紹介します。

 

県道鹿児島東市来線を伊集院から東市来へ行くと、神之川を渡り、そこに大渡橋があります。これは左岸から見たものです。

右に大渡橋記念碑があります。

 

下流から見た大渡橋。昭和44年架橋です。

 

左岸にある大渡橋記念碑。

この橋は、岩永三五郎が1851年に架けた石橋の眼鏡橋でした。そして、この文字は西郷隆盛が書いた文字です。

 

西郷さんらしい力強い文字です。

 

案内碑。

岩永三五郎が架け、西郷隆盛が文字を書いた石橋は、残っていたら名石橋になっていたでしょう。

 

碑には、「郡奉行 小森新蔵、下目附 土岐新兵衛 松元覚左エ門」の文字が、はっきり残っています。

 

大渡橋から上流を望む。

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髪結いの亭主

2013-06-04 | エッセイ

就職したばかりの頃、所用があって東京へ行き、用事を済ませてから高校時代の友人Nに会った。Nは

「いとこがいるから遊びに行こう」

と言い、一緒に新宿まで行った。

いとこというのは、二十歳くらいの美容師さんで、目鼻立ちのはっきりした美人だった。

彼女の職場近くの喫茶店で雑談をしたが、Nが突然

「よかったら、あんた達、付き合わないか」

と言った。

思いがけない話に、私は驚いた。

彼女は、おそらくNから聞いていたのだろう。驚いた様子もなく、恥ずかしそうにしているだけだった。

私は、他に何と言っていいかわからず

「手紙のやり取りから始めましょう」

と言った。

当時、私は滋賀県に住んでおり、アパートには電話もなかった。

 

すぐに彼女から手紙が来た。それには

「お別れするとき、あなたの姿が見えなくなるまでずっと見ていました」

とか

「就職が東京だったらよかったのにね。そしたらいつでも会えたのに」

とか、書いてあった。

私はすぐに返事を書いた。

だが、当時の私は、就職したばかりで何かとあわただしかった。

手紙は間遠くなり、一度も会うことなく、彼女との間は自然消滅した。

 

その後何十年かして、Nが出張で鹿児島へ来たとき、天文館で飲みながら彼女の近況を話してくれたが、それは驚くものだった。

多くの店を抱える美容院チェーンの社長をしているというのだ。

私は、彼女の成功を祝福しつつ

「自分があの時もっと熱心で、彼女と結婚ということにでもなっていたら、髪結いの亭主で今頃は左うちわだったかも」

と思ったり

「そんな大物の女なら、私など尻に敷かれて、一生頭が上がらなかったに違いない」

と思ったりして、複雑な心境だった。

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仮宿上のタブノキ他

2013-06-02 | 巨樹・古木

大崎町の仮宿上にあるタブノキを紹介します。

 

タブノキ(クスノキ科)の全容。大崎町指定天然記念物です。

 幹周り:7.45m

 根回り:13.2m

 枝張り:29.5m

 樹齢:400年

 

根元のすぐ上で、大きく枝分かれしており、樹勢もいいです。

県下で最大級のタブノキです。確かに、私が見たタブノキの中で最大です。

 

中部。

 

根元。

 

前の写真の反対側には、馬頭観音が祀られています。

昔から、神木として崇められてきたそうです。

 

古木をもう一つ紹介します。志布志市の茗ケ谷の公民館の庭にあるイヌマキです。

 

残念ながら、伐採されていました。しかしながら、相当大きなイヌマキだったことがわかります。

伐採前のデータ 幹周り:4.5m 樹高:20m

 

反対側。内部は空洞化しています。

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