金鐘寺跡
2023-06-14 | 史跡
いちき串木野市大里の金鐘寺跡を紹介します。国道3号の島内信号を北へ行き、踏切を渡って少し進むとあります。
金鐘寺跡です。
僧侶の墓。
大きな墓には、享保十九年(1734年)の文字があります。
左には多くの石塔や墓があります。
金鐘寺は、1377年、市来氏が和泉国の了堂和尚を招いて創建しました。
廃仏毀釈で破壊された像。
ある日、和尚の夢枕に八幡様が立ち、「金剛の鐘を鳴らして共に響かん」との神託を受け、ここに至ったそうです。これが寺号の由来です。
六重の石塔。
五輪塔。
開山塔。
この様な碑もあります。
一角に密集して碑が並んでいます。廃仏毀釈で散乱していたものを集めたものとみられます。
赤いユリが咲いていました。
歴史を感じます。
首がない像は哀れに思います。
今、こうやって、日の目を
少しでも浴びて良かったなぁと
思いました。
最後の百合の花が、救いに見えました。
そして、いつも私の拙いブログに
コメント頂き有り難うございました。
こんにちは~
鹿児島のお寺は徹底的に破壊されたので、石像もほとんど破壊されています。
無事なものを見ると、ほっとします。
こんにちは。
鹿児島の廃仏毀釈は徹底的でしたね。
ここは、整備されて案内板もありますが、山中にあって荒れている寺跡も多いです。
ユリはスカシユリでしょうか。