鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

白川の田の神

2020-03-31 | 田の神

阿多麓の後、南さつま市金峰町白川の田の神を訪ねました。

 

白川東の田の神です。建立は1720年です。

 

右手にクワ、左手にメシゲを持っています。長い袖を垂らしています。

 

顔と手のアップ。顔は風化しています。

 

ワラヅトを背負っています。

 

白川中の田の神です。建立は1813年です。右奥は金峰山。

 

右手にクワ、左手にメシゲを持っています。帯が立派です。

 

ワラヅトを背負っています。

 

白川西の田の神です。

 

大きなシキを被り、右手にクワ、左手にメシゲを持っています。建立年代は不明です。

 

ワラヅトを背負っています。

これらの田の神、クワ、メシゲ、ワラヅトが共通しており、この地域の標準のようです。田の神は、やはり田んぼの脇に立って、田んぼを見つめているのが似合います。少し前の写真なので、今は田植えが終わっているかもしれません。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
豊作 (chiro)
2020-04-01 17:48:54
蓮の花さん

こんにちは~
田の神は、鹿児島県と宮崎県南部に多いです。
江戸時代のものがほとんどです。
昔から、田んぼの脇で豊作を願ったんですね。
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古い (chiro)
2020-04-01 17:45:57
YHさん

こんにちは。
300年前の田の神は、古いほうです。
今まで大切にされてきたんですね。
昔から田んぼの脇にあったんでしょうね。
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おはようございます~ (蓮の花)
2020-04-01 09:56:54
鹿児島の方には、田の神様が多いですね。
18世紀から19世紀にかけて建立された田の神様に
歴史を感じています。
田の神様は何時も田んぼの脇に立って田んぼを守られて
いられるようです。
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Unknown (元単身赴任のYH)
2020-04-01 08:49:36
おはようございます。

18~19世紀の作ですね。
顔の崩れ具合やコケの付き方に、歴史を感じますね。
今日もいい写真ばかりですすね!
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大切に (chiro)
2020-03-31 21:33:36
momomamaさん

こんばんは~
建立して300年、鹿児島の田の神の中でも、もっとも古いほうでしょうね。
それだけ、長い間大切にされてきたんですね。
昔からずっと、田んぼの脇で田んぼを見守ってきたんですね。
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こんばんは~ (momomama)
2020-03-31 18:52:42
白川東の田の神 建立は1720年
300年もの長い間 地域の田んぼをを守ってこられたんですね~
豊作の時も 飢饉の時もあったでしょうね、
風化したお姿ですが これからも見守ってくれることでしょう。。 
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田の神講 (chiro)
2020-03-31 17:39:37
とん子さん

こんにちは。
田の神は、田んぼの地主ではなく、田の神講というグループがあって、そこで建てたことが多いようです。
鹿児島県と宮崎県南部にあります。
ほとんどが江戸時代のものですから、風化しているものも多いです。
それはそれで味があります。
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おはようございます (とん子)
2020-03-31 11:02:49
このような田の神は田んぼの持ち主さんが建てたんでしょうか??

他の地方にもあるんですかね~~~見たことが無いんですが・・

風化して可哀そうですねもう建立は大昔ですものね~~~・・
時には化粧が施されてるのもありますよね~~
出来たら修理してあげたい気持ちですね~~??
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