まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

雪の女王  昔むかしのお話

2014年04月20日 | 日記
アンデルセンの雪の女王…思い出している。

昔、々、ある所に悪魔が住んでいました。
悪魔は「物事がねじれて写る鏡」を作りました。

美しい物は醜く、汚く、反対に醜い物は美しく…とんでもなく真実と反対の姿を映し出す鏡。

悪魔とその弟子は、天の上の神様と天使をからかってやりたい。
その一心で天国へ飛んでいく。
途中でその鏡が震えだして‥地上に墜ちてしまいました。

鏡の破片は何千、何万、何百万、何千万と世界中に飛び散ってしまいました。

その破片のひとつが、ある町に住む〝カイ〟という少年の目と心に刺さってしまったのです。

〝カイ〟はその日から幼馴染みで仲良しの少女〝ゲルダ〟に冷たくあたる様になり‥心を閉ざしました。
冬が来て雪の女王に惹かれた〝カイ〟は女王と一緒に町を出て行きました。

ゲルダは行方不明のカイを探す旅にに出ます。
太陽の顔をみながら花と動物の声に耳を傾け、あわや殺されようとするところを山賊の娘に救われたり。
艱も難も辛さも苦しさも、ゲルダから希望の灯を奪えない。
〝ゲルダ〟はへこたれないし、あきらめない。
その姿が多くの人達に伝わって助けられたり、肩をおされたり、トナカイまで用意してもらえたりする。
最後には、雪の女王の宮殿までたどりついて、〝カイ〟の心の硬い氷(悪魔の破片)を溶かしてしまう。

映画 「アナと雪の女王」を見た。

〝アナ〟はゲルダ。雪の女王エルザが〝カイ〟。
姉妹の情愛の物語になっている。

ドワーフも馬もトナカイも…夏が好きな雪だるまのオラフも。
クリストフ(律儀)もハンス(卑怯なのに憎めない)も、全部いい。
アナもエルザも表情が生き生きとして、そばかすひとつひとつが魅力的。

映像技術?アニメーション技術は最高なんだろうと思うけど‥まぁPixar制作だからね。
コンピューターグラフィックって、色も最高だし、魅了されるのは確か。

主題歌が評判だが、映画の中で流れる曲‥全部が素晴らしい。

口ずさめるのが売れる訳だろ‥と思う。本家イディナ・メンゼルの「レット・イット・ゴー」は圧巻だが…
…松たかこさんの歌が泣ける。しっとり好感が持てる声で感情移入してしまう。

目の前に綺麗な色の虹が…はっきりとキラキラ、ラキラキの虹が出ている。

そんな感じが残った。

楽しく過ごせた時間でした。

今日は‥雪の女王 原作を読み帰す事にします。



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明日なき暴走

2014年04月18日 | 日記
若い理学療法士さん(研修生)とリハビリ。

「趣味は音楽鑑賞なんです。」
利発で可愛いのである。
彼女の聞く音楽は私にはさっぱり。
「ビートルズは知っています。」
やっとこさの共通言語である。
偉大なり。ジョン・レノン。P・マッカトニー。リンゴ・スター。J・ハリスン。
四人組は永遠なり。
彼女はじっとしていない。意見を言うししたい事も山ほどあるのである。
周りに気を遣いすぎて空回り。滑ったりしている。
くしゃみをして睨まれたりしながら 立ち動いている姿はほほえましい。
同調圧力に負けないで頑張って欲しい。


  

帰り道は遠回りして水仙の丘。
ちょっとギヤ入れて直線の小道を暴走する。
途中で一休み。
サンドイッチ&お茶で花の横にささりこんでお邪魔します。
BGMは明日なき暴走。70年代は遠くなった。
若者が疲れ切っている。
現代の若者は暴走などしない。
「リスキーな事してどうするんすか」

小学校の高学年の子供達がほっとすると言う詩がある。

「そうかい そうかい そりゃあ たいへんだったねぇ
つらいはなしには かおをくもらせ なるほど なるほど そりゃあよかった
うれしいはなしには かおを ほころばせ いまは むかしほどの ちからもない(以下略)」

北原宗積さんの「あいづち」と言う詩。

自分に共感してくれる人。やさしくあいづちを打ってくれる人。話を聞いてくれる人。

子供達はそういう大人を求めている。
現実にそんな大人は周りにいない。

「ねえ、ねえ あなた とてもつらい事があるんでしょう」
そういう言葉をかけてもらいたい。
小学校の頃から あいづちだけを求める。

同質でいようとする大人社会の圧力を子供が受けてしまう。

異質でも変わり者でもいいんでない。悪でさえなければ。

狐が出てくる道を暴走しながら帰る。ブルース・スプリングスティーンはいいわぁ。

明日なき暴走…しかし スピードが ついて こない。

車がぼろすぎる。







































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桜 吹雪が風に舞う

2014年04月15日 | 日記
昨日は終日病院で終わった。

通院初めは病院内の全てが物珍しく、院内探検(探索)で閑つぶしにもなったのだが。
この所外来でやたら、人に声をかけられる…長らくこの土地に暮らしているのだわん…と思う事しきり。
知り合いが多く通院しているのには驚く。彼、彼女等は病院と懇意なんだと思う。
「皆さんさようなら」さっさと…話を終えて逃げるわけにもいかず困る。
今の所は病院と付き合い続けます。ひたすら治癒の為だけに…
病院嫌いであります。怪我(骨折)しなかったら老衰で倒れるまで縁なしの所…やむを得ず。
(自分自身の不注意のせい)で仕方なく病院へ…そうだましながら通っている。


次男は出張。長男が帰宅。

次男は滋賀へ暗渠事業の開拓に。
「役所仕事はかっこつけて、背広とローファでしょ」
「営業は口と自尊心が勝負」笑いながら出かける二男。
解るわぁ。
自分の生き方に自信持たないと営業はできないぜ。
お役所はどこでもけんもほろろの対応。
胃が強く、脳みそは柔らかく顔は笑顔で…頑張れ。
ほんと。

長男は珠洲のかまたき(窯焚き)から帰宅。
珠洲焼きのT・N師匠の元で二週間。
テンション高く意気揚揚と楽しげである。
解るわぁ。
私も窯焚き経験がある。

三日三晩薪を燃やし尽くした最後の何時間か、たった2、3度(この2、3℃が命)の瀬戸際は、神経ぎりぎりの修羅場。
殆んど徹夜の作業である。
体力ぎりぎりの勝負を経験して帰宅しナチュラル・ハイ。昂揚した気持ちは理解できる。

二男坊の仕事も長男の窯焚きも、もともとは私の人間関係から派出したもの…四苦八苦。無我夢中。我武者羅。五里霧中。
それらを含めた出会いで…「縁」は不思議…人生に台本等ない。
その事を痛感する。
兄弟二人がそれぞれの「個性」で縁を繋い(つない)でいってることの不思議。
その事は運命と呼ぶしかない。

暗渠会社の会長は昔の住家の側に会社(営業所)があって、しょっちゅうお茶を飲みに来ていた。
北海道出身で人間味に溢れていて穏やかな人柄であった。

珠洲焼の大将は、仲間内の窯焚きで知り合った。
長男が四歳。二男が一歳。
幾星霜もの月日が流れた今。
世代交代でのご縁。
運命と呼ぶしかない。妙に納得する。

今日は風が強い日。桜の花びらが風に飛ばされている。

役立たず状態の私に関係なく…日々は忙しく慌ただしく過ぎていく。

花吹雪の舞い散る写真が上手くとれない。
地面に舞い落ちた花びらは撮る気がしない。

そんな事を思いながら「縁」と言う不思議を噛みしめている。




















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桜 遅咲き 花の命短し

2014年04月12日 | 日記
我が家の桜。

三日前ぐらい やっと満開になったと思ったら、今日は花弁が風に舞っている。



庭の桜でお友達とお花見‥これはあきらめて一人でお花見。

そぞろ歩きで合歓さんのがらくた屋へも行ってみた。

道すがら水仙も花ざかり。

  

作業場(がらくた屋)の脇の桜は風情がある。

やはり、気の置けない仲間内で飲み会等 …ちらし寿司とか、おつまみでも作って…

またまた気分が桜色。

古事記に登場する「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」
「木花」コノハナはサクラを表すという説がある。

木花咲耶姫は淡い紅色(桜色)の衣をまとった?美しい姫だったに違いない。
名前もそこはかとなく美しい…そんな事を思いながら桜並木の下を歩く。

桜は春の花。

花の命が燃えているうちに、お花見。お花見。
















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園 子温さんの事

2014年04月11日 | 日記
子温さん‥若い頃は詩人になりたかったそうで。
数編の詩をユリイカ等の雑誌に投稿している。
読んだ。
胸の中の焦燥がそのまま言葉になっている。
熱い塊がこなれてないそのまんまで言葉になっている。
そんな詩である。

歳月が彼を映画監督にした。

「冷たい熱帯魚」は評判を聞きながし 「ヒミズ」は 流して ずるずるとみた。
染谷将太さんの演ずる主人公の家族関係。深くて底なしの圧倒的な絶望。
気分が重く、ずるずると見るしか手がなかった。
「地獄でなぜ悪い」…はい、悪くないです。いいえ、悪いです。どっちでもありません。
まだ、見てません。見るつもりです。

「希望の国」は最後まで見たが、まったく希望を感じる事の無い映画であった。

日本映画を牽引している監督であるし、鬼才である事は事実で…気になる監督の一人。

鬼才といわれる監督は、大抵自国よりも世界が先に認める。今までもこれからも。

大島渚監督 キム・ギドク監督 黒沢、フリードキン、タル・ベェーラ監督‥‥等。

去年はじめ「新宿スワン」の映画化が決まって、主人公の一般公募。オーディションが始まり…

白鳥龍彦君のイメージにはまる新人が見つかるのかなぁ。他人事ながら、この事も気になっていた。

白鳥君は“綾野剛“で来春公開と言うニュースが入ってきて(二男から)ほっと一息。

一般公募では難渋したのだと思う。

他人事だが嬉しくなっている。綾野剛さんはアーティスト、クリエイターの雰囲気があって好きな俳優。

クローズ・ゼロ2でも存在感があった。

脇も巧い役者ばかりのキャスティング。

監督は園子温。
俳優ではなく、企画自体で勝負する…子温監督が撮る新宿の裏社会。

楽しみが増えた。

この監督は友人の氏と同じ高校の出身だそうで…

気になる事には意味がある。

どんな意味なのかさっぱり‥だが。

















































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