まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

梅雨…加減

2014年07月03日 | 日記
雨模様の空。

しとしとの雨。

地面がしっとりと雨水を吸っている。

いい感じ。

燕が二度めの繁殖をためらっている。

前回、二匹が飛び立てずに死んだことが原因か?

月曜日、N氏が来宅。
田んぼの草取りが終わって、久しぶりにゆっくりと話し込んでいく。
「右手骨折はどんな加減なんや。右半身麻痺とか…右腕動かんとか、話が錯綜しとってねぇ」
「元気やなぁ。安心したわ」

以前の様な右手、右腕ではないが、毎日前進…あるのみです。

燕の話。「蛇やなぁ。卵やられたんや」女房の実家のツバメの巣もそうであったのか…と頷く。

今年は、燕全体が繁殖をためらっている。

日本においては、水稲栽培において穀物を食べず害虫を食べてくれる益鳥として古くから大切にされてきた燕である。
ツバメを殺したり巣や雛に悪戯をする事を慣習的に禁じ、得に農村部を中心に大切に扱われてきた。
江戸時代にはツバメの糞は雑草の駆除に役立つと考えられていた。

「人が住む環境に営巣する」という習性から、地方によっては、人の出入りの多い家は栄えるといわれる。
(あきない)商家の参考ともなり、商売繁盛の印とも言われている。
また、ツバメの巣のある家は安全であるという言い伝えもあり、巣立っていった後の巣を大切に残しておくことも多い。

我が家は安全を願って?怠慢なだけなのか…以前からの巣は残してある。
といううより、そのまんまで残っている。
三つもある。

それほどに、人間と近しい鳥であるし、森羅万象の異変に敏感で災害を警告する鳥でもある。
渡りの時期までまだ時間はある。
無事に繁殖を終えて欲しい。


何事も加減がいいという事が、ほっとするし、安心もする。

梅雨は、じめじめと雨が降り、黴がはえ、鬱陶しい。

燕は糞を垂れ、三回以上は子育てをする。糞の掃除はうっとうしいが仕方がない。

このうっとうしい事も含めてが…当たり前で、〝いい加減〟なのであるから、毎年そうであって欲しい。

それぐらい願っても罰は当たらないだろう。

神さま。

願いを叶えてくださいませ。

どうか。お願い。